無邪気なパラレルワールド

幸せか幸せじゃないか

フラットに考えたら幸せでしょう
世界に目を向けたら
この日本に生まれたこと自体が幸せと言えるだろう

ではなんで荒んでいるのか

幸せのピークは子供が小さい時
子育ては大変だかあの無邪気な愛情が癖になるほどに満たしてくれる
上の子はもう成人
下の子は思春期に片足を突っ込んでいる

急に喪失感を感じる母親は多いだろう
あれ？私何があったっけ？

少ない引き出しを開けてみて好きだったこと探しをしてみる
その過程で色んなことに気づいたり出会ったりする

それは幸せなことだ

でも結局は子供から得ていた無邪気な愛はもう得られない
何からも埋められない
パートナーとの時間をとるのか
それはこれまでの子育ての協力度合いで変わる

私は1人で楽しみたいのだ

仮に彼がいたとして一緒に時を過ごす大切さもわかる
どこかに出かけたり、コミュニケーションをとるのも大事だと思う
何より1人はさみしい
でも1人にもなりたい
そして秘密をもっていたい
ミステリアスでいたいのだ

機織りをしますので覗かないで下さいね
鶴の恩返し状態だ

私は今覗かれている
あれやこれやと知られている

さぁ、いつ飛び立とうか

愛情という名のブレーキをかけてまだ我慢する
いつまで我慢するのか
私には時間がない

それともなぜ秘密を保持したいのか
この考え方にフォーカスしたほうがいいのか
まだ自分と向き合えと言うのか
もう肌荒れはしたくない

難しい人間には難しくなった理由があり事情が
あるわけで大変なのだ
素直でまっすぐ生きているのならそのほうが幸せに決まっている

この世の中での格差だろう
幸と不幸は隣り合わせだ

哲学はその人が探求して見つけきた言葉たち
生き様は誰にも真似できないのだ

決して平坦だったとは言えない人生の中で
何かをこれから選択する時
慎重になるのは当たり前のことであり
甘い関係を望みつつ
甘くない要素も絶対的にあることを考え

まるでメリーゴーランドのように
同じ場所をぐるぐると回るのだ

誰かスイッチをオフにして助けてくれないだろうか

無邪気な君に惹かれた理由がここにある

あなたの知らない世界へようこそ
私のすべてを見せてあげましょう
見たくなくなったらいつでも扉を閉めてください

このパラレルワールドは5歳未満が入場無料です