3切れ六段中飛車党がゴキ中について語ってみた

どうも、3切れ六段のぷらなりあです。今回はゴキ中について完全なる独断と偏見でいろいろ語ります。

図1、便宜上先後逆

図1は、おそらく中飛車党なら1度は悩んだであろう局面。
ここで5六歩だと7七角成から馬を作られるため、一旦6八銀や6六歩で馬を作られないようにする、それが従来の考え方でした。ただ、やはり5六歩と突いてこそ中飛車党。そこで、ぷらなりあは考えました。ここで5六歩と突いたらどうなるだろうと。
結論から言うと馬を作られるが、居飛車も相当正確に指さないといけないので実戦的には5六歩は成立しやすいだろう。
例えば、5六歩に7七角成〜5七角には4五桂〜5五角で香取りが受からず後手優勢(2図)

2図

戻って1図から7七角成にすぐに5七角だと失敗ということで、先手はどうにかして5七角を成立させたい。
結論から言うと1図から7七角成〜4二玉が最善。4二玉に変えて3二金や3二銀だと将来穴熊に組み難いので後手も十分戦える。
話は戻って4二玉に、ぷらなりあは8八飛車と手堅く回っている。この手に変えて5八飛車や6五桂など、可能性は無限なので興味がある人は調べて欲しい(そして教えて🥺)
今の課題は、8八飛車に5七角と打たれると馬を作られること､､､
馬作られるなら結局ダメじゃん、そう思ったそこのあなた！
ここで１つ視点を変えて考えて欲しい。居飛車目線で、3切れなら2〜3秒、10切れなら5〜7秒考えて堂々と5六歩と突かれたら、果たしてあなたは角を取れるだろうか？
後手は当然研究しているし、なにより6五桂〜5五角の筋を見破って受けないといけない。5六歩は中飛車党からの挑発、これに堂々と受けてたとう！とするよりは、中飛車にさせてもいいから穏便に駒組を進めたいと思う人のほうが多いはずである。
実際、3切れ六段〜七段帯で角交換から乱戦に持ち込んでくる人はほとんどいない。

結論！堂々と5六歩と突いて居飛車側に挑戦状を叩きつけ、先手をひよらせる！
それでこそ中飛車党である！というのがぷらなりあの主張である。

なんとも雑な〆方だというのは重々承知ですが、どうしても中飛車にしたい中飛車しかできない偏食家の参考になれば幸いです。そもそも、4二玉に変えて5七角と打ってくれれば6五桂〜5五角で優勢なので、序盤数手で優勢になる可能性を考えるとまあまあ魅力的では？と思っています。
最後まで読んでくれてありがとうございました