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植木幸太郎に関する考察

2023.1/13公開の映画「イチケイのカラス」に登場した、植木幸太郎について至極勝手に考察してみたのでお付き合いください♪

もちろんなんですが、本当になんの情報も事実もなく、個人的感情や経験などなどから勝手に考察していますし、映画観てないって人には完全にネタバレなのでここでお引き取りくださいませ♪

では、はじめ‼️

細かい設定とかは覚えてる範囲で書いてますので、異なる点があるとは思いますがご容赦を‼️

植木 幸太郎(28)
・街の商店街の和菓子屋植木の店主
・元ヤンでお調子者で愛されキャラ
・街のことを愛している

公式の情報はこれぐらいでしょうかね?

初登場シーンから、異彩を放つ金髪と愛くるしい笑顔と抜群のスタイルで堅苦しい主人公坂間をも笑顔にしてしまう印象的なキャラです♪

さてと、
早速切り込んでいきます‼️

見るからに老舗の和菓子屋の店主が28歳?しかも金髪元ヤン?まぁ不自然ですよね。
和菓子が好きで好きで熱望して!!って言っても、28歳に店任せるほどの人はそうはいないでしょう。
ということは、家族経営で先代から引き継いだと考えるのが妥当だと思われます。

元ヤンであり、まだまだやんちゃしてそうな盛りの雰囲気を持った幸太郎が引き継がなければならない理由を考えると、先代が早くに他界あるいは何らかの病気などで社会活動ができない状態にあると考えられます。

街の住人を集めた環境汚染問題に関する説明会に参加した幸太郎…
有害物質が原因で引き起こされる数々の健康障害についての説明がなされ、該当する症状で悩んでいる人はいませんか?の坂間からの呼びかけに表情を引き攣らせて聞く幸太郎…
そして、耐えきれなくなったかのように「仕事があるんで帰っていいですか?」と足早にその場を後にした幸太郎…。

このシーンは、問題になっている健康障害と彼に何らかの関係があることを示唆しました。


その後、健康被害の証言者の元へと足早に通り過ぎる坂間に、いつもの笑顔で声をかけようとする幸太郎でしたが、坂間は気づかず行ってしまいます。坂間が健康被害の件で必死になっていることに気づいたのか、心なしか幸太郎の笑顔が曇ったように見えました。

その後物語は進み、調査を進める坂間の自宅が何者かによって放火被害にあいました。

その場を立ち去る黒い影…

植木幸太郎(28)が犯人でしたね…


映画の結末から言うと、街ぐるみで健康被害を隠蔽していたという、実際に起こっていてもおかしくない、とても考えさせらる内容でした。
その街の住人の1人として、街を愛したがために犯行に及んだ植木幸太郎でした。

では、植木幸太郎個人として、なぜ犯行に及んだのか?ここを深く考えてみました。

前述したとおり、幸太郎と健康被害には何か関係があるのだと思われます。ですが、和菓子屋店主を営んでいるという点を考えると、彼自身に健康被害が出ているとは考えにくいでしょう。
そうなると…
やはり早くして幸太郎に店を引き継がないといけなくなった先代に何らかの健康被害が発生していたことが考えられます。
ちなみに、和菓子屋では、あらゆる工程で水を大量に使用します。そして、和菓子に代表される餡子や餅などの製造工程においても水は非常に重要な材料の一つだそうです。

このことから、先代の健康障害と汚染水の関係は濃厚かと思われます。

ここで気になる関係性…

シキハマの産業医である小早川医師です。

坂間と姉妹のように仲良く接し、街のひとからももちろん幸太郎からも顔を認知されている小早川医師。

ちなみに産業医というのは、企業の契約を提携して常駐する専属産業医と、非常勤の嘱託産業医に分けられます。専属産業医は読んで字の如く専属なので週のほとんどはその企業内で勤務します。かたや嘱託産業医は非常勤なので、月1、2回のペースで勤務し、その他の日は開業医や病院勤務として兼務することになります。

これを踏まえると、小早川医師は後者の嘱託産業医の可能性が考えられます。

そんな小早川医師と幸太郎の関係…

前述した、先代の健康被害…
汚染水に含まれていた有害物質が、腎障害や肝障害を引き起こすとのことでしたし、おそらく同症状で街医者である小早川医師のお世話になっていたことが考えられます。そして、あの仲の良さから推測するに、息子である幸太郎が受診行動の補助をしていた、あるいはすでに先代は他界しており、最期まで診てくれたのが小早川医師だった…ということが考えられます。

ちなみに腎疾患や肝疾患は、病状経過が長くなる傾向にあり、その分だけ医療者との関わりも長く深くなります。これは、おそらく植木家にもいえることです。

先代がお世話になった小早川医師を慕い、信頼していた幸太郎…

そして、先代が築き上げた老舗の和菓子屋を守らなければならなかった幸太郎…

ちなみに、和菓子というものは水の味が変わると味が大きく変化するそうです。そういう意味でも、たとえ汚染水であろうと、今までと違う水を使うことになることは避けたかったのかもしれません。

周りくどくどになりましたが、これらの背景から、幸太郎は単に〝街が好きだから〟〝街を守りたいから〟という感情論だけではなく、切実に守らなければならない理由があったものと考えられます。

さらに…

もっと無理矢理こじつけるとするなら、環境汚染隠蔽に関わった小早川医師らの街におけるリーダーシップ力は大きかったことが予想されますので、幸太郎の犯行はもしかすると主要メンバーからの指示によるものだった可能性も考えられます。数ある若者の中で幸太郎に白羽の矢が立てられたのかもしれません…

それを紐づけているのは、法廷証言の際に小早川医師があえて〝植木くんのお店だって〟という発言です。もちろんあの時点で逮捕されたことは知っていたでしょうね。しかし、いち放火犯の犯行動機がそんなに大大的に報道されるとも思えませんし、にもかかわらずまるで植木くんが放火したのは自分たちと同じく街を守るためだった、と言わんばかりの発言だと感じました。
そして、元ヤンという点も相まって、もしかしたら結構な悪いこともしていた元ヤンだったのかもしれませんし、和菓子屋を引き継いでもなおあの金髪を保っているわけですから、まだまだうちに秘めたものはあったかもしれませんね…


合計すると、もはや1分にも満たない出演時間でしたが、勝手にこんなことを考えながら、1人で泣きそうになっていました。


多方面からの情報収集と個人的な見解も含めて書き殴ってみました。

ここまで読んでいただいてありがとうございました😊✌️💕

感想などいただけると泣きます😭👍✨

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