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セカンドオピニオン

「不妊治療 セカンドオピニオン」で検索🔍をかけると、オンラインで診てくれる病院がヒット。
絶対に通えないかなり遠くのクリニックでしたが、専門クリニックだし、とすぐに申し込みました。


◯私が聞きたかったこと

⑴ 今の病院の医師が言うように、今まで妊娠継続できていないのは偶然なのか。このまま移植を続けていいのか。

⑵ ERA検査やTRIO検査をするべきか。

⑶ 移植時の、E2(エストロゲン)やP4(プロゲステロン)の値は十分なのか。

⑷ 他の医師なら、これからどう治療していくか。

◯セカオピ医師の回答

⑴ この年齢の胚盤胞の妊娠率は60%。3つ、その確率の卵を移植して妊娠継続できていないのは、絶対に理由がある。

⑵ 検査をするのであれば、
   ①TRIO検査
   ②ERA検査➕子宮内フローラ検査
の2択。
タクロリムス検査などは、やってもいいがエビデンスとしては①②に劣るため、本院では優先しない。

⑶ 移植時にホルモンの値(E2など)を測定して判断するのは今は一般的ではないので、気にしなくて良い。

⑷ 私(セカオピ医師)なら、自然周期移植で3回目の移植をする。
2回、ホルモン補充周期移植をしているので、次は自然周期移植をするのが一般的。3回、同じ方法をすることはない。


このクリニックのオンライン診療は、開始15分間は無料という形でした。
でもたくさん聞きたいことあるし、きっとオーバーするだろうな〜と、お金を支払うつもりでいました。

結果、こちらの医師があまりにもズバッと答えてくださったおかげで、きっちり15分で終了(笑)

今の主治医に抱いていた

「このままでいいのか」
「具体的にどうしたらいいのか」

というもやもやが晴れる回答でした。


その一方で、今の主治医と方針が違いすぎて、脳内は大混乱…

セカンドオピニオンなんか受けたら、そうなるのはわかっていたことなのに。



セカオピ医師が薦めたTRIO検査については、私が調べた限りでは賛否両論ありました。

検査を受けて原因が判明し、対策したことで妊娠にいたった方のレポ。
まだ新しい検査のため、十分なエビデンスがないと話す医師の記事。

検査を受けるとなると、移植周期と同じように薬を使い(自費)、一周期は検査だけに使うことになります。

当時の私は、移植周期の薬の管理に、かなり辟易していて…
検査のためだけにそれをやることに、強い抵抗感がありました(笑)

オットとも話し合い、ひとまず主治医には

①自然周期移植をしたいこと
②今のままでは、3回目の移植にとても進めない気持ちでいること
③TRIO検査、ERA検査らを検討しているが、できれば移植と並行してできる検査をしたいこと

を伝えました。

主治医は、

①自然周期移植は当院の規模では現実的に難しく、過去3年一度も行っていない。

②本院では、多くの患者が3回目の移植までに妊娠する。自分は、もう一度、このまま移植しても良いのではないかと思っている。

③TRIO検査は当院でもできるが、費用が高額。何か他の検査をしたいのであれば、着床障害・不育症の専門クリニックに紹介状を書くことができる。

ということをお話しされました。


このとき主治医が言った
「多くの患者が3回目の移植までに妊娠するから」
という言葉には、脱力感を覚えました。


「あ〜、あくまでもこの先生にとって私は、多くの患者の中の1人なんだな(いやそうなんだけど)」

「特に大きな問題はないはずなのに、良好胚を3つ移植してもうまくいかなかった不思議は追求しないんだな」

「私は、多くの患者と同じものではなくて、私に必要な治療を考えてほしいのにな」


そんなことを思いながら、市内にある着床障害・不育症の専門クリニックに紹介状を書いてもらいました。

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