思考実験としてのColabo擁護(領収書拒否)
序文
流行りの話題について初noteを書きます、拙い文章ですが読んでいただければ幸いです。
まず私としては反Colabo派ですが両論併記が好きなのもあり、あえて領収書拒否についてColabo擁護をしてみたいと思います。
領収書提出のリスクについて
https://twitter.com/colabo_official/status/1632519361557831681?s=20
Colaboはこれまで東京都の調査・確認に誠実に対応してきましたが、女性の特定につながる情報の全面開示という点に限っては譲歩することはできませんでした。
— Colabo*Tsubomi Cafe (@colabo_official) March 5, 2023
領収書の提示自体を拒否したわけではありませんが、上記の対応について再調査結果では「領収書の一部提示を拒否」と評されたと思われます。
保護女性特定につながる情報を保護するために領収書の一部提示をColaboは拒否しております。
そして一般的な領収書には
タイトル・日付・金額・但し書き・宛名・収入印紙(5万以下不要)・発行者
の7項目が記載されております
繋がっている女性の名前・住所等は絶対に外に出すことはできない情報です。そもそも若年被害女性等支援事業では様々な背景や経験から行政に対する不信感を強く持っていること等から公的支援に繋がることができずにいる女性たちと出会い、支援に繋ぐことを目的にアウトリーチ等を民間へ委託しています。
— Colabo*Tsubomi Cafe (@colabo_official) March 5, 2023
姓名及び住所等はColaboも重要な情報だと認識しているようです
保護女性の氏名の非開示については保護の為に非開示は適当だと思われます
女性の日用品の購入についてはColaboの名義で領収書を切ることで保護と明朗な会計を両立できますね
保護女性の保護の為に当然の処置ですよね?
そして領収書には発行者の住所が書かれている場合が殆どです
住所が明らかになった場合、取引の際に女性にリスクが生まれてしまいます
確かにこれは危険と言えるでしょうなお、なぜかColaboはシェルターを法人名義で建築していた模様 コレガワカラナイ
これについて、Colaboは女性のプライバシーを保護するための措置をとったことをご説明しますColaboは再調査の過程で、東京都から提示を求められた領収書原本はすべて提示し、原本の存在の確認を受けたという認識です。ただし、支援した女性の実名を特定できないようにし原本を提示した例がありました。
— Colabo*Tsubomi Cafe (@colabo_official) March 5, 2023
領収書の一部提示を拒否したため支出の証拠書類としては不十分なものが72件252,163円あった。<東京都再調査結果より抜粋>
というわけで正義のColaboは保護女性を守るために会計に疑義を持たれつつも領収書の提出を拒むことにしたのでした
・・・と言うのが私の考えうる領収書提出拒否に関する擁護意見です
恐らくColaboや支える会のリツイート欄もそんな感じなんじゃないかなとみてみると・・・
実際の擁護派
「保護対象の女性個人名義で切られた領収書が出てくる経緯が分からない」
— Colaboと仁藤夢乃さんを支える会 (@Colabomamorukai) March 6, 2023
という方が散見されますが、弁護団説明のこちらをご覧ください(5頁)
Colaboが、相談時の交通費などを女性に渡せば、その交通費の領収書にはその女性の名前で作成されるということになるので、女性個人名義になるのです。 https://t.co/QNpdCo2zE7 pic.twitter.com/EwM0PhauOz
・・・ゑ?女性名で領収書切るの?
電車タクシー等の交通機関にColabo名義で切って支払うのが当然じゃない?
Colaboから女性にお金を渡したのだから、領収証の名義はColaboではなく女性になるのは当然
— Colaboと仁藤夢乃さんを支える会 (@Colabomamorukai) March 6, 2023
ということです https://t.co/sdJaXGiJwM
ファッ!?そうなのかな・・・そうかも・・・
常識で考えれば当然ですが、大半の領収書はきちんと提出されているのに、一部が出ていないからという理由で提出された分も否定できるわけないでしょう。それとも、行政法の常識は異なるのですか?https://t.co/gRPr2J0KbS
— 広く表現の自由を守るオタク連合 (@hyougenmamoru) March 4, 2023
Colaboの対応を支持します。
— 影書房 (@kageshobo) March 6, 2023
Colaboが領収書の提示自体を拒否したわけではなく、守秘義務にかかる部分の情報を特定できないようにしたのだということがわかりました。
女の子たちを守るために当然の、極めて正当な対応だと思います。 https://t.co/1ThIadClYT
ときに命の危険も隣り合わせで逃げる少女の情報を、どこから漏れるかわからないのに監査委員にべらべら喋る方が支問題と思うが。だからこそ、これまでは少女たちの情報を伏せても都は認めてきたわけで。
— 柏尾安希子(神奈川新聞記者) (@KJvdcYYG7rONyUl) March 3, 2023
支援団体として当然の対応で、これを不正というのは無理では。返還請求がなかったのがすべて。 https://t.co/68vXkYfLZ9
胸焼けがしてきたんでこのくらいにしておきます
最後に
ここまで擁護派ロールプレイしながら保護女性を守るための方策を考えてきたんだけど、実際の擁護派は保護女性を守るColaboの擁護のように思う
前々から薄々思っていたけど違和感が酷かった
”一部について「不当」との指摘がなされましたが、後述する通りこれも、都の明示の指針にColaboが従っていなかったと認定されたわけでもなくより透明性の高い行政に向けた、担当部局に対する改善の指摘というべきものにすぎません。”
<【弁護団声明】東京都に対する住民監査請求結果について>より抜粋
どうして女性を守るためと言いながら女性保護のための方策を擁護派は上げないのかという疑問がやはり大きい
Colaboも改善の指摘がされたのならば、来期以降の改善策を都に提出しました!などの実務的な報告をして支援者に理解を得ないといけないのではないか
実際は私たちは悪くない私たちは正しいの一点張りであり、ちょっと何を考えているのか最大限好意的に考えてみても説明ができませんでした
割と真面目に女性を守ることを考えている人を見てみたいので擁護派で建設的な意見を出している人が居たら教えていただけるととても嬉しいです
まあここまで擁護してみても既に筆跡問題などの疑惑が既にあるから何もかも台無しなんですがね・・・
以上、駄文に付き合ってくださってありがとうございました
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