パピコのあれ
パピコを割ったとき、小さい部分と本体の大きい部分に分かれる。中身の入っていないあの小さな部分が好きだ。結局、瑣末なところの方が美味しかったりする。
カステラやケーキを巻いているテープについている生地、アメリカンドッグのカリカリ、ピザの耳、モスバーガーの袋についたソース、などなど
これらは本体あってのものではあるが、希少性ゆえのおいしさもある。だから、パピコの先端だけ集められても、それもまた違う。
つまみ食いが美味しいのは、背徳感と少ししか食べられないことによる。全部食べていいよと言われた途端、つまみ食いの良さは無くなる。こんな感じだろうか。
ここにも書いたが、公ではない感じ、アングラな感じがいいのだ。ケーキのテープを舐めるのはあまり気持ちのいいものではない。でも、いやだからこそ、美味しい。家でも、お母さんに怒られそうな感じがする、それが一層美味しさを際立たせている。
よし、パピコでも買いに行くか。割れば、4回楽しめるし。
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