カンボソスJr VS ヘイニー

6月5日に行われるライト級タイトルマッチ。

オッズ的にはヘイニー有利ですが、個人的にはカンボソスJrを推したいです。

以外、その理由を書いていきます。

①ヘイニーのディフェンススタイルがカンボソスJrと相性悪い
②接近時のヘイニーの振りの大きさ
③ヘイニーの打たれ弱さ

まず①についてですが、ヘイニーのディフェンスは基本バックステップとスウェーです。
ブロックをあまり使わず、距離感で外していきます。
しっかり外せれば、空振りによって疲労させたり、バランスを崩したところを打ち込めるなど有効な点が多い反面、打たれてしまうと大きく仰け反り見栄えが悪くポイントを失いやすい諸刃の剣です。
カンボソスJrがロペス戦で見せた身体を投げ出すように打ってくるノーモーション気味の右。これが曲者です。
スウェーしたところに想定していたより伸びてきた右を食ってしまうと反撃もディフェンスも出来ない体勢で一瞬硬直してしまう為、追撃を食らいダウンする可能性もそれなりにあります。
また、カンボソスJrは接近戦での連打が速い為、クリーンヒットはせずとも連打をまとめられてポイントを失う可能性も高い。 

そして②ですが、ヘイニーはリーチの長さが仇になっているのか接近戦でのパンチはあまり上手く感じません。
振りが大きく連打もあまりスムーズではありません。
接近戦での回転の速いカンボソスJr相手に、リナレス戦のような接近戦をした場合かなりの確率で被弾すると思います。

そして③ですが、やはりリナレス戦で見せた打たれ弱さ。あまり完璧とは言えないストレート→返しのパンチの2発でヘロヘロになり、インターバル明けの次のラウンドでも1分くらいはダメージが色濃く残っていました。
打たれ弱い上に回復力が無いとなると、クリーンヒットを貰って効いてしまった場合、連打の速い選手相手には相当不利になります。

ヘイニーのような選手は、相性が良い相手であればシャットアウト出来る反面、ガチャガチャやられると苦手な場合が非常に多いです。
同じライト級なら、ロペスなどの単発強打系の選手とは相性良いと思いますが今回のカンボソスJrやロマチェンコのような選手はあまり得意ではないでしょう。
せめてもう少しパンチがあれば、相手の入り際にパンチを合わせるだけで怯ませることもできますがKO率56%ですからね…。

以上の事から、相性を鑑みてカンボソスJrの勝ちを予想します。

まぁこの予想に乗る方はなかなか居ないとは思いますが、外れても責任はとれないので苦情とかはやめてくださいね(笑)

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