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顎変形症:両顎手術に向けて血を400ml採ったことについて。

こんにちは。
ぱらぼらです。

今回は術前に自己血輸血を400ml採ったことについて。

私が手術を受けた病院では両顎手術の際、手術2週間前までに自己血400mlを採るというきまり。
両顎手術だとやっぱり出血量も多くなるそうです。
下顎のみの場合でも希望すれば貯血できるみたいです。


私は下顎のみの手術か両顎の手術するか決まったのは手術日のほぼ2週間前。
両顎手術と決まった数日後に急いで400ml自己血を採ってもらいました。

400mlって、ペットボトルほぼ1本分。
今まで血液検査でもせいぜい試験管3本分くらいしか採ったことなく生きて帰れるのか不安でした。。

そして当日。
午後からの予約です。
急に決まったことなので緊張も恐怖も置いてけぼりでした。採血嫌いなのに…
ああ、今日たくさん血採るんだな〜
他人事のようでした。

採血の前日は忙しく、就寝が遅くなってしまい朝起きれず、朝食をスキップ。
昼ごはんはバナナ0.5本という狂ったような生活習慣と食生活で向かいました。

そして運が悪いことに生理2日目と丸かぶり。
ただでさえフラフラ。
血液不足のなか出陣です。

術前検査で血液を採った場所とはちがう個室のベッドで寝た状態で採りました。

看護師さんが取ってくださるのかなと思っていたのですが、主治医の先生が採ってくださいました。

針刺す時は痛かったし、血を抜かれてると思うとすごくゾワゾワして怖かったです。

嫌だったので今にでも逃げだしたかった…。ですが、親切な主治医の先生を私の行動で困らせたくないという理由で何とか耐えました。。


自己血400mlは10分ほどで採り終わりました。

そんなに早く採れることが凄いと思ったと同時に、腕だけでたかが10分、血液400mlも採れてしまうことに恐怖を感じました。

その後15分ベッドで休みました。
とった直後は体がただただ重くだるかったです。

15分も経ったし、よし!帰ろう!ということで、起き上がり立ち上がり歩いてみたら息を吸っても吸っても足りない!
心臓はドキドキするし!苦しい!

血液を採る前、看護師さんに言われた「だいたいみなさん400ml採ってもケロッとしてますよ〜」という言葉は当事者意識のない不良生活の私には当てはまらなかったようです。


結局、息が苦しくて上手く歩くことが出来ず看護師さんと一緒にもう一度ベッドに戻って追加で15分休んでから帰りました。


帰り道は電車です…

ここで問題発生。
ラッシュを避けたのに座ることができませんでした。

長時間立ったまま電車に揺られ、息は苦しいし目の前は真っ暗になるし、倒れるかと思いました。。めちゃくちゃ苦しかったし辛かったです。

最寄り駅から自宅まで歩くのが辛くてクラクラフラフラしながら帰宅しました。

しんどかったです。
席を譲ってもらえばよかった…。

今だから思うことですが、意地を張らずにタクシー乗ることが1番だと思います。

自己血を採ってから手術まで血が足りないのか立ちくらみと息切れが酷くて大変でした…
階段を1階登るだけで息切れがすごいし、心臓もバクバク。


貧血は術前まで続きます。


しかし!!
手術の際の出血量が非常に少なかった上、400mlの自己血も輸血したため貧血ここで解消しました!!
おかえり自分の血!




私としては手術より自己血を採ったときの方が辛かったです。もう二度とやりたくない。

辛かったのも、採血の日が生理と被ったこと、夜寝るのか遅かったこと、食生活が乱れてたことたくさんの要因があります。

当事者意識のない自分が産んだ結果です

しかし、いきなり両顎手術になったこと、いきなり400ml血を採ったこと、2週間後には手術を受けることなど、他人事だと思い込んで知らないふりしておかないと怖くて正気じゃいられなかったはずなので私の選択は間違ってはいなかったと思います。

もし読んでくださってる方の中で貯血の予定がある方、「よく寝ること!よく食べること!帰りはタクシーで帰ること!」を強くお伝えしたい!


以上、自己血をとったときのことでした!



最後まで読んでいただきありがとうございます!

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