簡単!お絵描き講座③ アタリ編
こんにちは。マンガイラスト講師の東府ノ角です🍀
今回は、絵を描くときに必ず必要になってくる「アタリ」について説明しようと思います😊
アタリとは
絵を描きたいときに、
①画面のどのあたりに、
②どのくらいの大きさで、
③どんな構図やポーズで、
④何を描くのか、
おおよそを決めるために描く〝目印〟のようなものです。
アタリの必要性
アタリを使うことで、絵の全体像を簡単に把握でき、細部を描き込む前にバランスやプロポーションを確認することができます。
この段階で納得がいくまで練り直すことができるので、いざ描き込んでから思っていたのと違っていて
「頑張って描いたのに、結局全部描き直すなんて!」
という失敗をせずに済みます。
初心者からプロまで、アタリは絵を描くための基本的かつ有効な手法です。
アタリの描き方
基本的に、簡単な形で描きます。
鉛筆で描く際には、薄く描きます。
消しゴムで消せるタイプの青鉛筆を使っても良いです。
デジタルの場合は、最初から薄い色で描く、または後からレイヤーの不透明度を下げます。
描く人によって描きやすい人物のアタリがあります。
色々な種類を挙げますので、自分に合ったアタリを試してみて下さい♪
描きたいポーズを簡単な形で描きます。
等身と体の中心、慣れてきたら重心も意識して下さい。
アタリの種類
見ての通り、決まったアタリの形は実はないのです。
人体を簡略化するのは難しいかもしれませんが、まずは自分が描きやすいアタリをマネしてみて、そこから自分が捉えやすい形にアレンジしていって下さい。
アタリからの人物の描き方
アタリで簡単な線のみで描くと体が立体だということを忘れがちですが、そこからちゃんと肉付けをしてあげて下さい。
体は自由に動くので、難しく感じますが、胸の部分と腰は動いてもほとんど形が変わりません。
(動くのは関節がある部分と首から背骨です)
バランスが悪くて直したいときも、この段階なら楽ちんですから納得がいくまで描きましょう。
まとめ
アタリは人体を書き慣れていない時だけでなく、動きのある絵などを描くときにもとても有効です。
胴体と腰をそれぞれのブロックで考えると把握しやすいです。
なるべく自分にとって、人体を捉えやすい簡単な形でアタリを取って下さいね。
今回もここまでお読み頂きありがとうございました!
次回は男女の描き分けをやっていこうと思います😊
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