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変わっていくことを楽しめたら

こんにちは。
娘、高2です。
今、娘は猛烈に忙しいがいい顔をしております、
良くおしゃべりをします、
笑っています、
心の状態は良さそうです、このようなときは親子英語もうまくいきます。
注意!)忙しい時に英語で話しかけて煙たがれる危険を避けるためにスマホでのやり取りを英文で送る、という工夫をしたりしています。

私は今日も夜なべ仕事でお裁縫やりました。(夜なべとは少し大袈裟です、、、)
なぜかって、ええっと、
娘のクラシックバレエの発表会が近いのです。
舞台では演者がより奇麗に見えるように、美しく立ち振る舞えるように衣装はキッツキツで着用します。
先生から渡された衣装を持ち帰り、背中の留め具を引っ掛ける部分を糸で作るのです。
チクチク、チクチク、
やっているうちに、
「ああ、とうとう最後の舞台かあ、、、」
と、涙が出ちゃうかと思いました。

本当を言うと少し泣きました。笑うけど、、、

寂しいわあ。。。

娘がバレエと出会ったのは、彼女が10歳の秋。
「見に来てね。」
とご近所さんの二歳年上のお姉さんの発表会に誘われて初めてクラシックバレエというものを見に行ったのが始まりです。

そこで聞いた音楽、観た衣装、パフォーマンス、演者の笑顔、エネルギー、
総じて芸術(なんだか話が壮大笑)を感じてしまった、受け取ってしまったのでしょうねえ、、、

もうその日から
「バレエ教室に入りたい!!!!」
の日々でした。

最初
私は、「バレエってお金掛かりそうよね、、、」
のイメージが強くて、
「無理無理。」
とお断りしていました。
幼き娘の自由に伸びようとする芽を摘むところでした。

娘は来る日も来る日も私の前でストレッチをするようになりました。
やる気ありますアピールですよね。
1ヶ月も続けると、娘の体は少し柔らかくなりました。
「お願いお願い!」「こんなに(柔らかく)なったよ。」
と変わらずにバレエ教室に行きたいとせがむ娘に根負けし、
翌月から晴れてベビーなバレリーナ誕生! と言ってももう10歳だったけど笑。

週に1,2回から始めたけれど、気が付けば、コンクールに挑むようになり、練習は週4回に増え、2時間3時間踊り続けました。(2時間で終わる事なんて滅多になかったなあ)中学の三年間も学校で部活にも所属したけれどバレエはやめなかった。 
高校受験も直前まで、回数は減らしながらも途切れずに通った。

教室までの30分のドライブでいろんなことを話し、笑い、ぶつかり、泣いた。頑張れ頑張れと励まし、頑張った先にある、頑張った人にしか見えない景色があるといって聞かせた。
足の痛み筋肉の疲労もあったのに頑張らせすぎて
疲労骨折させていた。 
そのことに気が付いたのが疲労骨折してすでに自然に回復した後っだったので娘にはもうしわけなかったなあ。

さて、高校生になり、勉強と運動部のマネージャーという日々が新しく始まり今までよりも更に忙しくなり、気持ちがバレエから離れ始める、、、
バレエの気持ち、たるみ始めるーーーーー。
週1回に設定したべレエのレッスンは次第に2週間に1回という月もありました。
まあ仕方がないかな、いろいろやる事あるしな、と私もあきらめの境地でしたねえ。


ところが
なかなかハードな高校生活が半分過ぎた去年の12月
彼女は気づくのです、自分に残されたバレエレッスンの日数を。
来年は大学受験のためバレエはお休みです。
さあ、尻が決まりました、残された時間、2ヶ月!!!
ここで
最後の発表会へ向けて
娘の行動が変わり始めました。
「終わりよければすべてよし。」
最後のステージで自分に満足して終われるように
行動し始めました。

私は、「どうしたい?どうなりたい?」
と聞いただけ。

ゴールを決める
期限がある
行動を数値化、週4回レッスン目標
やらなければじゃなくて、やりたくてやっている行動
舞台の上の自分を想像できているのでしょう。

発表会の翌日から始まるのは期末試験。
なんてことでしょうか、
きついに違いない、
しかし
この行動の変化を楽しんでほしい
この経験は本番当日にエネルギーを爆発させる導火線。

着火された導火線が終わろうとしているよ、
あと3レッスンだよ。

寂しいなんて言ってないでさっさと縫っちゃおうね。

リハーサルで観た娘の踊りが奇麗で
続けること、学ぶこと、喜ぶこと、
感動してしまった。

私もやろう。
変わっていくことを楽しもう。

あなたも。

読んでくださりありがとうございました。

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