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自己肯定感との戦い
久しぶりに何をしても楽しくなれない日でした。
自分の顔の全てが嫌すぎて何もできない日でした。
曲がりなりにもバンドマンってのをやっていると、自分が好きじゃなきゃ、もしくはそのフリを演じ続けられるメンタルがなきゃ続けていけない職なんだなってのを強く感じます。自分の顔が嫌いなんて浅いと思う人もいるかもしれません。そうやって悲しみに浸っている自分を眺めるのが好きなだけかもしれません。僕にも答えがわかりません。誰か教えてくれると嬉しいです。
バンドは、爆伸びとかはしてないけど少しずつ手の届く範囲が広がっているように感じます。みなさんには見せていないけれど、これから見せるための手品の種を仕込んでいる段階です。だからもう少し待っててください。必ず良いと思わせるものを届けます。
こうやって物事がうまく行っているときこそ、僕の中には落とし穴が生まれます。どれだけ僕のことを知っていても、どれだけ僕のことを愛していても、はたまたどれだけ僕が愛していても(愛でひとくくりにしてますがその形は様々です)、結局埋まらない溝を感じる時があります。駅からの帰りに、何かから逃げるように疲れた顔で1人歩く女性とすれ違いました。原因はわかりません。子育てか、恋愛か、人生か、その全てかどれでしょうか。どれでもいいですが、僕もそのうちあんな顔をする日が来るのかと思うとやりきれない気持ちになります。
自分の顔が全ての原因です。少しずつ血を分けてくれた父母にはしてもしきれない感謝の気持ちがあります。僕のことを慕ってくれたり、尊敬してくれたりする人たちにはこの文章は冒涜のように感じるかもしれません。素晴らしい人たちの素晴らしい心を一身に受け生きてきたはずの自分には期待のハードルを大きく下回る現実があります。死にたくはないです。整形したくもないです。もう一度生まれ直したいです。
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