阪神タイガース2024年現役ドラフト提出選手展望
来たる12/9(月)に現役ドラフトが行われる。そこで現役ドラフトで提出される阪神タイガースの選手の予想や、どのような選手を獲得すべきか、チームの補強ポイントについても考えていきたいと思う。
なお、第一回現役ドラフトで阪神タイガースは海老で鯛を釣れたことから阪神ファンはやたらとこの制度に前のめりてあるが、前例として12チーム24選手を見渡しても成功と言えるケースはあまりなく、私は戦力となっている選手を放出してまで良い選手を取ろうというノリには反対である。しかしここは私の思いは一度置いておいて、あくまでも予想として当てにいくこととする。
最初に簡単な展望から。投手を出して強打の内野手が欲しい。特にサードやファーストがうまい選手が望ましい。放出した選手は陽川、馬場と来てるので、実績十分の投手や元レギュラークラスのチームに貢献した中堅・ベテラン野手の提出は考えにくい。ある程度今季一軍で成績を残した若手が候補に挙がるのではないか。それでは選手別に見ていくとしよう。
選手名 信頼度(5段階)
浜地真澄 ★★★★★
正直めちゃめちゃもったいないが、良い選手を獲るならこれぐらいの選手は出さないといけないだろう。今年は故障もあり、リリーフ登板が18試合に留まった。まだ26歳であり、フル回転で活躍できるチームはたくさんありそう。
及川雅貴 ★★★☆☆
今季はチーム事情でかわいそうな部分もあったが、リリーフの枠にはほとんど入れず、5先発を含む9登板でシーズンを終えた。リリーフの実績もあるし、先発もできる。23歳でのびしろもあるので引く手数多だろう。
小野寺暖 ★★★☆☆
右の強打の外野手が森下、井上、小野寺、野口、豊田、井坪と飽和しているので、1人出すとすれば年齢と一軍の実績を踏まえて小野寺になるか。不安材料としてはファースト、サードが手薄になる上に、ファーストをできる片山が戦力外になったのでますます数が足りないこと。戸井、百崎、高寺で何とか回している状態だ。そもそも強打の内野手が欲しいのに大砲候補の小野寺を放出するのも何だかなあと思うが。まあ去年からのバッティングを見る感じ、長距離砲への成長は見限ったとも言える。井上がファーストの練習をし始めたので、それが小野寺放出へのサインとも受け取れる。未来の大砲は井上に託した。
熊谷敬宥 ★★☆☆☆
俊足の高寺がモノになりそうなので、植田より代走としての信頼度が低い熊谷が候補に挙がる可能性はある。年齢的に走力の衰えてきそうな頃だが、それでも代走要員が欲しいところなら手を上げてくれそう。小幡が秋から存在感を示してるので、1軍の代走は植田、小幡、高寺、島田で十分回る。
長坂拳弥 ★☆☆☆☆
謎に捕手枠が1名増えたので、1名放出してもおかしくない。ただ今年30歳という年齢に加えて、一軍の出場経験も余り無いというのがネック。
以上こんな予想となった。今から12/9が楽しみだ。それでは。