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【競馬】12月10日 日曜日の競馬考察【結果】


土曜日は馬場傾向を読み違えて散々な結果でしたが、日曜日は馬場傾向を把握出来ていますので、巻き返せるよう頑張ります。


中山2レース
10ミニマルデザイン(2着)
初戦は「押したら反応が予想以上に良過ぎて先手を取る形になりました。結果的に勝ちにいくレースになってしまいましたが、センスの良い馬なので、どこからでも運べると思います。もっと後ろからでも良いかもしれませんが、すぐにチャンスがあります。」との事で、二の脚の速さで先手を取り切る形となり、マイペースで運んで直線も二枚腰で抵抗して一旦は振り切りそうな場面を見せて4着となりました。
2戦目はスタートでアオって位置取りが悪くなり、徐々に馬群の外を追い上げる形で脚を使った分だけ最後は伸びずに5着となりました。
この福島戦では4角で上手く回れない感じで外に膨れ気味になっており、最後もジリジリだっただけに小回りコースはひと息な印象があります。
2走前の中山戦では先団直後から理想的な形で進め、直線に向いてから追い出す余裕が見られましたが、追われてからの反応が鈍くて前に際どく詰め寄ったところがゴールとなり、クビ・ハナ・ハナ差の接戦の4着となりました。
前走は内枠から内ラチピッタリをロスなく進めましたが、前の2頭が楽をしていたこともあって届かず3着までとなりました。
近走は異なるレース内容で崩れずに好走できていますが、「癖のある馬」との事でテン乗りとなる今回はパフォーマンスを落としそうな1頭と言えます。
 
5モンレーヴ(1着)
初戦は良いポジションを確保して3番手の内で良い手応えで追走し、直線で開いた内に潜り込んでから追い出されるとしっかりと反応して2着を確保しました。
2戦目は「外枠で1番人気のプレッシャーもありましたが、若さがありました。」との事で、3頭並走の逃げ争いの一番外で序盤からかなり力んでしまい、4角手前から押っつけ押っつけでペースが速くなって失速して6着に崩れました。
前走はパドックで尻尾を振ったりして気難しい面を見せており、レースでは掛かり気味にハナを切るとコーナーでは外に膨れて早めに外から並びかけられて3着となりました。
「スタートからスピード感ある走りでしたが、道中は物見していましたし、ずっと外からプレッシャーを受ける厳しい形でした。それでもバタッとは止まっていませんし、スムーズならもっと走れると思います。」との事で、スムーズな競馬が出来れば更に上昇してきそうな1頭と言えます。
 
13エクセルブラック(8着)
初戦の芝の新潟戦は、ハナを切るも序盤から外に傾くようなバランスで走っており、4角でモタれが強くなって大きく外に逃避するような形で大きなロスがあり、6着となりました。
右回りの福島ダート戦となった前走は、砂を被っても怯まずに好位集団を追走し、初戦とは異なりコーナリングもスムーズで直線は3着馬の内に進路を取って渋太く脚を伸ばして2着に好走しました。
前走時は「力む面を見せ攻め馬が難しい」との事でしたが、調整が難しい中でも好走できており、再度右回りのダート戦となる今回は上積みも大きいだけに前走以上のパフォーマンスが期待できます。

3連単10点買いで80倍的中となりました。



中山10レース
12ベストリーガード(4着)
昇級後は3戦全て2着となっている同馬。
中山1800mの舞台は2,1,2,1着とパーフェクトの戦績となっており、休み明けの前走の中山ダート1800m戦は番手から進めて1~2角で噛んでいましたが、向正面で落ち着かせて3~4角で捉えに行って交わしそうな勢いを見せて最後まで渋太く食い下がって2着となりました。
オープン昇級後は崩れずに3戦連続で2着に好走しており、ここの上位必至の1頭と言えます。


中京10レース
4サクセスドレーク(10着)
今夏から2.2.1.2.3着で完全本格化した1頭。
昇級戦となった2走前は6キロ増で太めに映る馬体でしたが、中団の前で進めて馬込みの中を追走し、3~4角も仕掛けを待って直線勝負で2着争いを制しました。
「レースが上手ですし、どんな形でも対応できます。今日は中団でためが利いた走りができていましたし、4角ではスムーズに捌けていました。昇級で良いレースができました。」との事で、前走は12キロ増で余裕残しの馬体となり、テンから抑えて後方で折り合い重視に進めて勝負どころでの反応がイマイチになり、直線はジワジワと伸びるも3着までとなりました。
前走は中8週の影響で太目が残りましたが、間隔が詰まる今回は絞れて更に上昇してきそうな1頭と言えます。
 
9ショウナンアデイブ(3着)
2走前は仕掛けてハナに立ち、行き切ってからはマイペースで進めて直線に向いた時も余裕のある手応えでしたが、勝ち馬に交わされてからもバタッと止まらずに上がりの速い流れで切れ味の差で4着までとなりました。
「行く馬もいませんでしたし、こんな競馬もしてみたいと思っていたので行かせましたが、スローに落とし過ぎました。もう少し流していった方が良かったのかもしれません。長く脚を使える馬ですが、今日は決め手のある馬にやられました。」との事。
前走はサクセスドレークと対戦してハナ差の4着となりましたが、「ゲートの中でエキサイトして出遅れてしまいました。その差だけです。」との事で、発馬でアオって2馬身の不利があっただけに、着差を考えるとスムーズなら勝ち負け出来ていた1頭と言え、ここもスムーズなら上位必至の1頭と言えます。
 
5セブンサミット(5着)
4走前の阪神1800m戦は「落鉄していたこともあって、道中の雰囲気はそこまで良くなかったようですが、ジョッキーの話ではラスト100mでグンと伸びたとの事です。これなら上でも楽しみです。」と、西村調教師が話していましたが、次走の昇級戦では勝負どころで外に出して追い上げる競馬で9着となりました。
「ペースが遅かったので動いて行きたかったのですが、外目をブロックされていましたから。内の前が有利な競馬になってしまって上手く乗れませんでした。」との事で、かなり外を回らされる形で消化不良のレースだっただけに参考外の1戦と言えます。
休み明けの2走前はところどころ促されてあまり良い反応ではなく、3角でも促して追い上げを開始して1ハロン標では一旦2着馬の直後に取りつきましたが、もうひと伸び出来ずに3着となりました。
前走は「外枠でスムーズなレースが出来ましたが、先頭に立つとジリジリになってしまいました。」との事で、道中は行きっぷり良く追走できていましたが、ラスト1ハロンで先頭に立った後は外から来た2頭の勢いに屈して3着となりました。
近走は負けて強しと言える内容の競馬が続いており、今回も上位評価の1頭となります。
 
 
阪神10レース
1イーサンバーニング(4着)
昇級戦の前走は、出遅れて少し置かれた最後方からの競馬となり、道中は無理せず末脚を温存する形で進めました。
直線は大外から上々の伸びを見せて2着に好走し、昇級戦で目途を立てる競馬ができていました。
「昇級戦でペースも流れて追走に苦労しましたが、坂の下りからハミを取って、脚は見せてくれました。スタミナがあります。」との事。
この馬は勝負どころでも反応が鈍いため、京都や阪神コースのように要所の下りで勢いをつけられるコースが合っており、今回の阪神戦でも期待が大きい1頭と言えます。

阪神12レース
8フェルヴェンテ(2着)
除外続きとなった4走前の大府特別は、1馬身くらいの出遅れからじわっと出して中団馬群の中で追走する格好となり、1~2角で少し位置を上げて中団やや前で向正面に入る形となりました。
3~4角で馬群の中から少し位置を上げ、直線でバラけた内から自身の脚を使って伸びて3着に浮上し、相手なりの手堅さを見せました。
5走前の鳳雛Sの内容からも1800mはギリギリのイメージがありましたが、「前に馬を置いた事で集中して走れていましたし、今日の内容なら1800mでも問題ありません。」と蓮見調教助手。
4走前は出遅れて道中で位置を上げるのに脚を使ったのが直線後半の脚に影響しましたが、勝ち馬ゼットリアンはレパードSに出走したら上位人気になっていた実力馬だけにそれを相手に3着に走れた内容は評価できます。
3走前の新潟1800m戦は「折り合い面の心境は伺えましたが、クビぐらいまで詰め寄ったところでフワッとして気難しい面をみせていました。」との事でアタマ差の2着となり、2走前は「気の悪さを全面に出して、道中はハミを取りませんでした。ここ2走に比べると更にその傾向が強まっていたので、使ってきている分もあるかもしれません。」との事で、立て直された前走も「周りを気にして集中力を欠いていました。」との事で、気性面の課題が残されているだけに今回も強気にはなれません。


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