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宅建士の登録実務講習を受けました。

令和5年の宅建士試験に合格しましたが、合格=宅建士とすぐに名乗れないのがこの資格のめんどくさいところ。

実務経験のない私は、国土交通大臣が指定する「登録実務講習」というものを受けて「2年の実務経験」を買う、もとい「実務経験があると見なされる」ようになるわけです。

私は兵庫県に住んでいますが、地理的には神戸とかよりも岡山市のほうが近いので、LEC岡山本校で実施される2日間コースを受講しました。

この講習、申し込むとテキストとDVDが送られてきて、事前学習(予習)をするように指示をされますが、結論から言うと「予習は全く不要」です。
遅刻したり居眠りせず、きちんと講義を聞いていれば問題なく修了試験に合格できます。

講義は重要事項説明書の作成、契約書の作成、物件調査、公簿調査など内容は多岐に渡ります。知識的には宅建士の試験で問われた内容がベースになりますが、実際の運用ではどのようにその知識を駆使して諸問題を解決していくのか?を講師の経験談を交えながら講義が進んでいく感じでした。

講師は女性で、物腰は柔らかな感じでしたが、まさに実務のエキスパート!という雰囲気がビシビシと伝わり、受講生の「将来はこうなりたい!」を想像させてくれる良い先生だったと思います。


2日間に渡る講義の仕上げは修了試験です。


時間は60分
○✕問題20問
記述式問題が20問
計40問でした。
テキストと資料集、ワークブックは持ち込み可能ですが、それらに試験中書き込みをしたりすると失格です。
また、本試験とは異なり、試験問題は回収されます。

合格基準は○✕、記述それぞれ80パーセント以上の正解とのことです。
講師から「○✕試験対策です、ここにアンダーライン引いといてください」とか、「公簿のこの部分が35条書面のココに入ります」と講義の際に説明がありますので、きちんと講義を聞いていればまず不合格にはならないと思います。

本試験のプレッシャーに比べれば楽勝です。



この講習が終わってしばらくすると修了試験の合否が通知されます。
合格していたら、いよいよ宅建士登録申請にステージが変わります。

次回は登録申請について書いてみようと思います。

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