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大槌町地おこ 2022年12月報告

こんにちは!大槌町地域おこし協力隊2期生のタニムラです。
本年もよろしくお願いいたします。
年末年始の休暇が明けて、世間も私も仕事始めモード。
会社員時代よりも長めのお休みをもらい、十分に休むことができました。
ただ、年をまたいで体調を崩し、厄介な風邪をひいてしまったために文字通りの寝正月になってしまったことが悔やまれます。
布団で過ごしたお正月休みを惜しみつつ、今年も頑張ってまいりたいと思います。
そんな私の、12月の報告をさせていただきます。

移住9カ月め

内陸から移住して、最初の年が明けようという12月。
やること全てが新しいこと、経験のないことばかりだったので、「気づいたら12月!」と感じたほどでした。
何かとイベントが多い月でしたが、去年までとは少し違う12月を過ごしたように感じました。

12月1日、お誘いをいただいて「山田のはしご酒」に参加。
お隣の山田町の商工会青年部が主催する、山田駅周辺をはしご酒するイベントです。
お酒はたしなむ程度に飲む私。
「飲みすぎないように!」と自分に言い聞かせながら、はしご酒を楽しみました。

お誘いいただいた山田のはしご酒へ。楽しいひと時をありがとうございました!

山田町の飲食店の方や、商工会のみなさまとも気づけばお知り合いに。
また、紫波町や花巻市など、地元の矢巾町に近い地域から参加の方もいて、地元のトークから大槌に移住した経緯や今の活動など、たくさんお話ししました。
ただ楽しいだけでなく、新たな出会いとなる良い機会でした!

年末には、夏にも遊びに来た姪たちが、冬休みを利用して大槌へ。
12月24日にクリスマスを祝いたいというので、町内外を色々まわってパーティの準備をしました。
(おばちゃん、姪のお願いに弱いんです。)

姪たちと食べるために買った、有名なアイス屋さんのアイスケーキ。さすがにおいしい。

去年までのクリスマスは毎年必ず仕事だったので、ここまで準備して楽しむことも久しぶりでした。
ケーキを食べながら自分が子供の頃に過ごしたクリスマスの話をしつつ、幼稚園で流行っていることや将来の夢についてなかなか熱い話を聞かせてくれました。

たくさん遊んでしまった12月。
大槌で過ごす年末は、内陸で会社員をしていた頃よりも充実した日々でした。
たくさんの変化もあった2022年。
2023年も充実した年にするため、いろんなことを体験し学んでいこうと思います。

インタビュー記事制作中

引き続き取り組んでいる「おおつちに生きるひと」インタビュー。
インタビューと文章作成はライターさんに、撮影はフォトグラファーさんにお願いして記事を制作しています。
12月の取材は1件、大槌に生まれ育った住民の方にインタビューをしました。
今回なんと、私がインタビュー中の写真撮影を担当。
プロの方には明らかに劣るものの、取材する方の色んな表情を写真に収めました。

取材中の一幕。全容はお楽しみに。

インタビューを受ける方は、これまでの歩みを思い出したり、これからの目標や期待をお話ししてくださるので、様々な表情を見せてくれます。
その表情をいかに上手に切り取れるかで、インタビューの内容がより伝わりやすく、魅力的になります。
慣れないながらも、お話を聞きながらたくさんの写真を撮りました。

2023年もたくさんの「おおつちに生きる人」インタビュー記事を更新していきます!
お楽しみに。

組合設立準備

こちらも引き続き、特定地域づくり事業協同組合の設立に向けた準備を
進めています。
発起人となる事業者の方への制度説明と並行し、組合の設立や運営に必要な定款や就業規則などの草案作りを進めていきます。

特定地域づくり事業協同組合はそのとおり、事業協同組合を設立するため、法人格を持つ団体として登記する必要があります。
事業の目的や運営方法、事業内容などは定款にて定められますが、規定しなければならない事項や明記が必要なことをリストアップしていきます。

また、職員の雇用を事業として実施するため、就業規則を作成し適切に運用していかなければなりません。
労働関連の法律をよく理解し、働き手と事業所に不利益にならない労働条件を検討しつつモデルとなる規則案を作成していきます。

いずれも発起人となる事業者のみなさまと協議し決定していく内容ですが、それぞれの法令を理解し提示することで、発起人の協議・組合の設立を円滑に進めていくサポートを実施するのが、私の仕事です。

いよいよ1月から始まる協議に向け、理解と検討を深めていきます。

活動報告会本番

12月7日、移住定住事務局に所属する地おこメンバー3人による、活動報告会を開催。
移住定住事務局のこれまでの事業の報告や今後の取組などを、グループディスカッションを交えてお話ししました。

12月に入り、資料の準備やチラシの配布が終わった後、本番2日前にリハーサルを実施。
より本番に近い状況で通し、話すスピード・資料の内容などの調整をしました。

リハーサルの模様。まだ余裕を見せつつあります。

いよいよ本番当日、会場の設営から配布する資料・グッズの用意など開場5時間前から準備開始。
人前で話すことなどこれまでの生涯で皆無に等しかった私は、この日までとにかく緊張と不安で大変。
当日の本番前は緊張がピークに達したのか、会場内をウロウロと落ち着かない私…。
それでも、お世話になった皆さまへの御礼やご挨拶のためと、楽しむつもりで本番を迎えました。

報告会がスタート。仲間が喋っているときにすっかり油断している3人です。

本番が始まってからは、ピークが過ぎたのか意外にも落ち着いてきました。
自己紹介から始まり、移住定住事務局の各フェーズの事業報告を、それぞれが自分の想いとさりげないユーモアを交えて話しました。
途中には、9月から12月までインターンで事務局で活動していた大中原くんが制作した、「まち紹介動画」の上映と発表がありました。
3ヵ月間一緒に活動した仲間の成果を町の方に知ってもらえて、こちらも良い報告でした。

予想以上にたくさんの方々にご来場いただき、開催できた報告会。
それぞれに反省点はあったものの、みなさまのご協力により無事に終えることができました。
このあと、1月25日は観光交流協会の地おこによる報告会。
こちらもぜひ、たくさんの方にお越しいただきたいと思います。

その他:12月のおおつちゴハン

何かと忙しかった12月。
忙しくなってくると、料理をするはおろか食事すらも少し億劫になってきてしまいます。
そんな中で年末にいただいた、大槌ならではの食材が心身ともに回復させてくれました。

ちょうどいいお皿がなく、なんとも言えない表情の新巻鮭(切り身)。

大槌町が発祥の地とされている、「新巻鮭」!
内陸ではごくまれにスーパーに売っている程度で、食べた記憶がほとんどありませんでした。

「とてもしょっぱいから、ご飯と一緒に食べてね」といっておすそ分けしてもらった新巻鮭。
焼きすぎないように気を付けないと、さらに硬くなってしまうそうです。
少し炙るくらいで火からおろして、ご飯と一緒に。
たしかに、ご飯がないととてもしょっぱい!!
それでも鮭の味が凝縮されていて、普通の塩鮭にはない美味しさでした。
切り身の他にも、カマ(頭の部分)をいただいたので、少しずつ味わおうと思います。

以上、12月の報告でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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