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大槌町地おこ 2023年7月報告

こんにちは!大槌町地域おこし協力隊2期生のタニムラです。
近年で一番の暑さといわれている今年の夏ですが、熱中症にはみなさまどうぞお気をつけてお過ごしください。
我が家では電気代を気にしてエアコンの使用をしょっちゅうケチるのですが、この間とても暑い日に扇風機だけで過ごしていたら頭がぼーっとしてひどい頭痛と吐き気に襲われました。
なんとか意識を保ちながら体を冷やして水分をとって、大事には至らなかったもののその後しばらく具合の悪さを感じました。
適度なエアコンの使用と水分補給は、健康管理のためにも大切ですね。
そんな私の、7月の報告をさせていただきます。


大槌暮らし16カ月

夏本番となり、一気に気温が上がった7月。
去年は初めての大槌での夏でしたが、地元にいるより少し涼しくて過ごしやすいかも…なんて思っていました。
しかし、今年の夏は確実に去年より暑い。
日中の気温もさることながら、朝方からの暑さに苦しめられるようになりました。

暑さで白目むいちゃうみつちゃん。なぜか暑い窓際を好みます

我が家の寝室の窓が東を向いているのですが、東北地方でよくみられる二重サッシではないため外気を部屋に取り込みやすくなっています。
更に、引っ越しの当時とてもバタバタしていて、黒っぽい色で熱を吸収しやすいカーテンを選んでしまったため、夏の朝は外気温とほぼ同じ室温になります。
これは早急に対策を練らないと健康を害す…と思い、窓からの熱を防ぐため、カーテンを薄い色に変え断熱シートを貼ってみました。
簡単な対策でしたが、意外にも効果があったらしく室温が下がり、朝が少し快適になりました。

あくまでも個人的な感想ですが、大槌町の気候は同じ岩手県の内陸部よりも穏やかで過ごしやすいと思っています。
ただ、昨今の気候変動のせいで、夏の暑さも冬の寒さも全国的に年々厳しくなってきたように感じます。
その土地の風土によって効果は分かれるかもしれませんが、部屋の設備を整えるだけでちょっとだけ対策が出来ます。
特に大槌町は、場所や物件にもよりますが窓が二重サッシになっていない賃貸物件が多くあるため、窓の向きや大きさをよく確認し対策をすると、より快適な大槌暮らしが出来るかと思います。
大槌2年目での、ちょっとした夏の気づきでした。

組合設立までもう少し

7月は引き続き発起人のみなさまとの協議と申請の手続きをしていました。
協議をしながら現実味をおびていく組合設立に気圧されつつ、粛々と手続きを進めています。

7月5日、発起人の皆様との協議と合わせて、設立発起人会を実施しました。
設立趣意書の作成と、創立総会の日取りや議案の決定をしました。
協議を続けてきたおかげで組合設立の大部分は確定が出来たため、この日で正式に創立総会を開く準備が完了しました。

7月20日、大槌町内の産業に関係する団体に対し、組合の設立および運営に関する意見交換会を開きました。
設立しようとしている組合の概要・働き方や派遣利用料金などにおける意見を、農協・漁協・商工会・観光交流協会・シルバー人材センターの各位よりいただきました。
町内の産業でそれぞれ抱える課題や組合事業の活用方法についての意見をもらい、設立から次年度事業の検討にとても有意義な情報となりました。

7月27日、労働者派遣事業の運営に必要となる「派遣元責任者講習」を受講しました。
全科目がオンラインで受講できるとのことで、後に事務局長さんを務める方とともにPCを使用して受講。
特定地域づくり事業における派遣事業は少々特殊なので、通常の労働者派遣とは運営の方法が異なる点が多いのですが、それでも基本はよく学んでおかなければなりません。
一日がかりで、計6時間の講習を終え、無事に受講証明をもらうことが
できました。

7月は色々な催し事があったように思いますが、余裕がなくなり写真を撮って残すことすらできませんでした。
私自身いっぱいいっぱいになりながらも、周りの方々に支えられ、本当にたくさんの関係各位の力を借りて取組を進めています。
組合設立まで本当にあと少し。
応援・協力をいただいた方々の期待に応えられるよう、今後も頑張ってまいります。

五城目炊き出しボランティア

7月半ばから東北で続いた大雨により、秋田県五城目町では甚大な浸水被害が発生しました。
災害発生後の7月22日、普段お世話になっているMOMIJIさんが五城目町でボランティア活動を行う方々のための炊き出しを実施するとのことで、お誘いをいただき微力ながらお手伝いに行きました。

ボランティア活動の拠点である交流センターにキッチンカーを設置し、MOMIJIの鹿肉を使った串カツをはじめイワシのフライやおにぎり、かき氷などを提供しました。
この日の秋田県は快晴。34℃まで気温があがり、ボランティアの皆さまも私たちも汗だくになりながらの作業でした。

暑い中、みなさま本当にお疲れ様でした。

このときはまだ水道が止まっていて、飲み水やトイレ・お風呂が制限されている状況でした。
町の方やボランティアの方から、連日30度以上の気温の中、泥出しや家財の運び出しなどの重労働の後に水分補給やシャワーを浴びることが出来ないのが辛いというお話を聞きました。
給水車による給水があったり温泉施設が無料開放されていたりはしていましたが、長時間の作業が続いていて、体調を崩す恐れもあります。
被災地で必要な支援は状況によって違うので、やはり現地の方の声をよく聴くことがより良い支援につながるのだと感じました。

記録的大雨の発生から一カ月が経過しましたが、町の復旧作業はまだ続いています。
被害に遭った方々の生活が一日も早く平穏に戻ることを、心から願っています。

7月のおおつちゴハン:スルメ?マイカ?

釣り好きの知人から、夏はイカ釣りが始まると教えてもらいました。
冬場にはヤリイカ、夏には真イカが旬を迎えるのだそうです。
釣りにもイカにも疎い私は真イカとスルメイカの違いが分からなかったのですが、よく聞いてみたら呼び方が違うだけでどちらも同じなんだとか…。
その知人が釣ったイカを刺身にしたのをもらったので、ネットで見た情報を参考にイカ丼にして食べました。

たまごの黄身、どうしてすぐ割れるの…

今年の冬に食べたヤリイカは、柔らかくて上品な味。
対して真イカは、歯ごたえがしっかりしていて味が濃いように感じました。
「イカ」と同じ名前がついていても、こんなにも違う味わいがあるんですね。

以上、7月の報告でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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