見出し画像

【制作記録】#1ライラックの花束

下塗り段階(ざっと薄めに色を置いた。)
細かいところの加筆
完成

みなさんこんにちは。久しぶりの記事更新です。
毎日暑い日が続いていて、外に出るのがつらいですね。熱中症にならないように気をつけていきましょう。

さて、今回は以前から描きたかったライラックの絵をここにあげていきたい。
ライラックの赤紫と青紫が絶妙な濃さで混ざりあった色合いが好きで、水彩画で描こうと思った。形が一重で水道の捻る部分にそっくりで複数個つけるところが魅力的に映った。
私自身、一重の花を描くのが苦手だ。その理由は、シンプルな花ほどごまかしが利かないところにあるからだ。
複数個つけている花の場合、見えていないところを省略したりなかったことにしている傾向があった。今までの悪い癖を少しずつ見直さないと自分の思う絵が描けないのではないかと危機感を覚えた。
今回は、自分の苦手な花に向き合う意味でこの花を選んだ。

ライラックとはどんな花🪻

日本名はムラサキハシドイ
原産地はヨーロッパ南東部
開花期は、4月から5月の春から初夏にかけて咲く。
耐寒性が強く、花の期間が長いため北海道などの冷涼地の代表的な庭園木である

ライラックは、香りがいいため(やさしく甘い香りがする。)香水の原料として使われる。ただ、切り花にするといい香りがしない。なんとも不思議な特性をもっている花だ。
ライラックの花自体から、香りが取れない。理由は実際の精油の匂いと生花とあまりにもかけ離れているところにある。そのため、ライラックの香りは合成で再現されたものを使っている。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
Aosagi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?