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Emotet対策

みなさんの会社でもマルウェア 「Emotet」による被害が心配されますが、どのような対策をされているのか非常に気になります。

当社ではこのひと月の間で、Emotetの猛威がすさまじく、残念なことに1件の被害が発生してしまいました。

感染した本人は猛省しているようですし、あまり責めるようなことはしたくありません。 しかし、現実は取引先から責められ怒られ個人の信頼失墜につながるリスクがあること、自分の業務へ跳ね返る問題であることを改めてひとりひとりが認識しないといけません。

Emotetはご存じの通りメールに添付されているファイルやメールのURLリンクから感染します。 これらを危険と認識し開かなければ問題は起こりません。
身近な人を装いメールが送られるので件名や本文だけでは判断が難しく送信メールアドレスのチェックがもっとも有効と感じております。
これを怠ると、あっという間に感染します。

ひとりひとりの情報リテラシーが試されているEmotet騒動ですがシステム担当の方もきっと心配で気が休まらない日々をお過ごしのことと思います。
当社でも「Emotet危険!」の通知や、ログインスクリプトを使ったEmocheckのスキャン、ウィルスソフトによるスキャン頻度を増やし、スキャン設定もこれまでより厳重にし対策に努めても基本的な確認不足を怠ったことが悲劇を起こしました。

高額なセキュリティ投資をしても、ひとりひとりの問題意識が低いとすべてパーにします。

組織としても求められる課題でもありますが、個人の行動も問われる問題であることわかっていただきたいものです…


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