大和物語00056

ダビデ王の配偶者は、知られているところだけで、ミカル、アヒノアム、アビガイル、マアカ、ハギト、アビタル、エグラ、バト・シェバなど数多。最後のバト・シェバはヘブライ人ではなく、ヒッタイト人、がソロモンの産みの母。つまり、旧約聖書でも露骨にダビデはヘブライではない女が産んだ子供を次の王と明記している。ユダの王ダビデは、元来ユダの客人、そして次なる王も意図してなのか、非ユダでヒッタイト人の妻が産んだ子にした。バト・シェバは、ギョベクリ・テペ遺跡で知られるアナトリア半島付近出身のヒッタイト人、古代文明人、シュメール系に違いない。名前の意味がヘブライ語で「誓いの娘」、本人はヘブライ人ではなくので、本名ではなく呼称。入浴中の人妻から大騒動へ展開し、最後はその息子であるソロモンに王位継承。寝取られる前の夫ウリヤはヒッタイト人、がダビデ王の側近。シュメール系ダビデ支援一族の存在が背後にイメージ出来る。

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