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目には見えないけど確かなこと


よし、明日はお出かけしよう!
と突然言いだした夫くん。

片道1時間以上のドライブなんて久しぶりでワクワク。その道中、先日の講座での学びを聞いてもらいたかったので、アウトプット。

先日は、赤ちゃんの心理的発達について。

話していく中で、
「私目に見えないものを信じるのがきっと苦手なんよな〜」とポツリつぶやく。
すると、「俺はそういうの信じるよ」と。
(普段冷静沈着タイプなのでびっくり…)

仕事柄、色々な傷病者を目の当たりにする中で、心理面からくる病的なものを日頃から多く見るのだそう。症状の裏側には、構ってほしい、知ってほしい、など言葉の端々に隠れているとか。



赤ちゃんは言葉にできない分、
泣いて表現します。

この“泣く”力こそ、
誕生の瞬間から持って生まれた能力。

泣いて、泣いて、
母親を呼び、不快に応えてもらう。
その不快が快に変わった時、
自分の感情を知り、安心を知ります。


娘はよく泣く子で、
生後8ヶ月くらいまで一日中抱っこ。
そのおかげで寝返りもなかなか出来ないし、この時ばかりは世界中で私が1番だっこしているのでは?と思えるほどでした。

泣き声も激しくいつも声が枯れていて、呼吸音がヒューヒューいうもんだから、病院へ連れて行ったことも。(素質ですよ、と諭された笑)

そして人見知りも激しく、生後2ヶ月の頃からからパパすら受け付けない。外へ出れば、娘の様子をみて「お母さん大丈夫?」と私を心配していただけるほど、、

いわゆる“癇の強い子”でした。

ギャン泣きベビー1ヶ月のころ



そんな子が最近
私から離れてにこにこ遊び、
知らない人にも微笑みかけている…

少し前とはちょっと様子が変わったのです。

それを単に“成長したから”と思えないのは、
たくさん触れ合った時間があるから。
そうした見えない力のおかげだと思うから。


子どもはたくさん触れ合うことで
母親という安心・安全な基地を持って
冒険にでることができます。

動物が歩くまで母親のお腹にいるように
人間の赤ちゃんだって歩くまで母親とたくさん触れ合っていてもいいはず。


こんな娘を通した実体験から、
私の心も少しずつ緩んで
見えない力って実は重要なのかも!
と思えるようになり始めたところです。


きっとこれからも娘の気質は変わらないと思う。
でも、触れることで目には見えない確かなものを育むことが出来る。

たくさん泣いてくれてありがとう!
たくさん抱っこさせてくれてありがとう!

たくさん泣けてラッキー!


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