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優しさを受け取りすぎると毒になる?

皆様の周りには
頼りになる人、気が利く人、優しい人はいますか?

仕事仲間の場合、一緒にいると
助かる場面が多いかもしれません。

そのような方と接していて思うのです。
好意を受け取りすぎたままにしていると
自分自身の心が鈍感に
なってしまうのかもしれないと。

今回は同業者さん向けに
人に恵まれている環境にいる時こそ
気をつけたいことについてのお話です。


仕事でこちらが頼んでいないにも関わらず、
本来は自分がすべきことを
先回りしてやってくれる。

これを同じ人から何度も経験すると
その好意が無意識のうちに当たり前に
なってくることがあります。

最初はありがとうの気持ちだったのが
好意でやってくれていることを忘れてしまうと
いつの間にか本当は自分がすべきことをあの人がやってくれているから大丈夫だろうという期待感にすり替わっていることも。


更に甘えが入ってくると
どうしていつもやってくれているのに
やってくれなかったのかとさえ感じてくる。



人から好意を受け取り過ぎている時、慣れて当たり前にならないように気をつけていないと好意を感じにくくなる心になる可能性があること。


本来、自分が任されていたことを人にやってもらうことで自分の成長になったであろうチャンスがなくなる危険性があるような気がします。


私はそれってとても怖いことだと思うのです。

好意を受け取ることが
よくないと言いたい訳ではないのです。
それは仕事をしていれば誰かに頼らなければならない状況があったり、人に頼ることによって信頼関係につながることがあると思うからです。

人の好意が当たり前にならない為にも
小さなことから自ら進んで行動、経験をして
相手の気持ちをより測れる器をひろげていくことが必要かもしれません。


好意をくれる人には何かの形でお返しをしたい!と
行動する方がいらっしゃったらあなたはきっと素直で心が真っ直ぐな方なのでしょう。

なぜあの人は好意を向けてくれるのか?
お相手の気持ちも一度考えたいところです。

ただこちらの状況をみて手
を差し伸べてくれる方もいらっしゃいますが、
世の中にはいろいろな価値観の人がいますから
好意という武器を使って悟られないよう人のことをコントロールするような方が現実にいます。
もし身近にこのような方がいらっしゃったら
してくれたことに対しては感謝をもち、
それ以上は距離を取ることをおすすめします。
隙があればこちらのことをうまく利用しようとしてくるかもしれないからです。

好意を向けて下さるお相手の
お人柄や普段の行動などを理解しておくことは
自分を守ることにもつながることかもしれません。



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