違和感だらけの風景、でも綺麗だよ~ ~撮影旅行よもやま話集~
毎年11月~12月頃に咲く、『四季桜』と言う桜の木があります。
春と秋から冬にかけて咲く二季咲きで、春は開花と同時期に新芽も芽を出し、一方秋は自らの葉が落ちる時期に開花するものだから、1年に2度も桜が楽しめます。
そんな四季桜が豊田市の小原地区に、大量に約1万本も植えられているのです。
紅葉シーズンに撮影に行けば、『小原四季桜まつり』が開催されていますので、早朝に行かないと迂回路も無い1本道なため、大渋滞を覚悟しなければなりません。
豊田市は足助地区の紅葉やカタクリの名所『香嵐渓』もそうですが、名所の近隣に鉄道が全く無いので、移動は車だけとなりますから、道路が渋滞するところばかりです。
稲武地区の枝垂れ桜は、豊田の街を通過すれば、ほぼ渋滞無しで行けるのですが、本当に不便なんですよ~。
紅葉シーズンに国道419号線を豊田市の藤岡から北上していくと、晩秋なのにピンク色の花、四季桜が目に付くようになってきます。
四季桜が多く目に付くようになると、小原地区です。
小原地区のあちらこちらで『小原四季桜まつり』を開催していますので、色々と見て回ることが出来ますよ。
小生は、小原地区の最北の四季桜と紅葉の競演している場所が好きですので、撮影は川見四季桜の里近辺でしましたよ~。
この景色を見られたならば、春と秋がごちゃ混ぜのいいとこどりなので、とても幻想的で奇麗な風景なのですが、絶対に不思議な違和感を感じると思います。
違和感と言えば、香嵐渓のライトアップでは、主な照明が高圧ナトリウムランプなので、紅葉しているはずの樹々が何が何だか分からない、全てがオレンジ色っぽい世界になってしまって、本当にガッカリ感が凄いですよ。
目で見た違和感以上に、写真ではもっと変な色になりますので、驚かないようにしてくださいネ。
フイルムカメラで撮影した時は、色温度変換・色補正のフィルターを持っていなかったこ事もあり、オレンジ色とか緑色とか紫色とかの混在した、おどろおどろしい異世界のような凄い色の写真になってしまって、驚いたことがあります。
香嵐渓のライトアップを、デジタルカメラで撮影したことが一度も無いのでよくは判りませんが、デジタルカメラの場合は、ホワイトバランスでの調整が上手く出来れば、変な色の写真はある程度は防げるとのことです。
でも、高圧ナトリウムランプ・メタルハライドランプ・ハロゲンランプなどが混在してしまうと、どうにもならないかもしれません。
香嵐渓へ観光旅行する場合に、夜の不思議な世界の香嵐渓が好いか、日中の綺麗な景色の香嵐渓が好いかは、皆さまの判断ですからね~
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