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何故、墓地ソースが今刺さるのか?

ないとうはるとです。今回はNDで暴走龍5000GT、百万超邪クロスファイアをメインに据えたデッキ、通称『墓地ソース』が環境上位にのし上がってきたのかを考察していきたいと思います。

墓地ソースとは?

最低限の基盤

暴走龍5000GT、百万超邪クロスファイアをメインにし、暴走龍5000GT(以下GT)のパワー5000以下のクリーチャーとサイキッククリーチャーを一切出せないロックと百万超邪クロスファイア(以下クロスファイア)のクソデカパワーのスピードアタッカー組で全てを蹂躙して叩くビートデッキです。

GTとクロスファイアはどちらも墓地のクリーチャー依存の効果をしており、GTなら墓地のクリーチャー1枚につき1コストダウン、クロスファイアなら墓地にクリーチャーが6枚以上あればコスト0とこれらのフィニッシャーを早期に着地させるには、墓地にリソースを溜め込む必要な為、戦略のD・Hアツト、灼熱の闘志テスタ・ロッサのルーター(手札交換能力カードの事)、墓地肥やしをしながら回収が可能な白骨の守護者ホネンビーなどのカードが重点的に採用されています。
また、ルーターは水文明に存在する為、自然と疾封怒闘キューブリックのマナに水文明のカードが3枚以上ある時の効果が使いやすく採用される傾向があります。

墓地ソースが刺さる理由

現在のNDのランクマッチで遭遇するデッキで多いのはミラーマッチ以外であれば火水自然刃鬼、火闇水自然ビッグマナ、シューゲイザー、水闇ウェディングゲートの4種です。

どのデッキにも共通するのが3ターン目までにクリーチャーを召喚する事がほとんどないと言う点です。それと比べ墓地ソースは2ターン目にルーターを置き3ターン目にはシールドを攻撃し3枚まで減らすことを目標にして墓地を増やしていきます。

刃鬼やビッグマナは眠りの森のメイ様/目覚めの森のメイ様のナーフにより3ターン目に5マナに到達するのが不可能になり有利対面が不利対面に変化し、低コスト墓地リセット効果のお清めトラップが存在しない事も追い討ちとなっています。更に、刃鬼とビッグマナはミラーマッチやお互いをメタる為に「祝」の頂ウエディングより「修羅」の頂VANベートーベンに枚数を割り振っている事が多くウエディングが出てくる事が減った事によってより墓地ソースに不利をつけているのが現状です。

シューゲイザーは無理なくウソと盗みのエンターテイナーが採用できる、闇文明を鎧亜の咆哮キリュージルヴェスに絞る事でデッキのカラーリングに自由度を持たせる事ができるので、ある程度は戦える為注目デッキにはなると思われます。

水闇ウエディングゲートは、ドローカード、シールドに依存度が高く、偽りの聖夜オレオレ・ダークネスは墓地肥やしを手伝ってくれる、祝儀の堕天チャーマジュンはそもそもシールドの枚数を自ら減らしてくれるなどそもそもほぼ有利対面。

そのほかに現在、墓地ソースが刺さる要因として考えられるのが、現状のSトリガーがバウンスに依存している事、メイ様のナーフによる母なる大地の採用枚数の低下などが考えられます。

墓地ソースのプレイングについて

墓地ソースの基本的なプレイングはどちらかと言えばとてもシンプルです。
相手のシールドを3枚にしてGTとクロスファイアを召喚して全てを壊して3点→ダイレクトするだけなのですから。
今回は、現在自分がランクマッチで使用している墓地ソースを参考にプレイングの解説をしていきたいと思います。


序盤

テスタ・ロッサやアツト、グレンニャー、ロビーを召喚して手札交換、ドローをして相手のシールドを3枚以下を目標に減らしていきます。できればエグザイルクリーチャーのロビンは1枚以上手札に抱えておくと相手の苦し紛れのロビー破壊でドロンゴーができます。また、完全無視を決め込んできた場合にロビンを1枚抱えておくと自分のGTでドロンゴーできる所も魅力です。

相手のシールド3枚以下を目指す大きな理由としては、GTで3点、ロビンorクロスファイアでダイレクトに持っていける為です。また、3枚で留めておくと相手に余計な手札を与える事を阻止できるので状況次第で3枚にするか、3枚以下にするかは考えると良いでしょう。

中盤

手札交換や墓地肥やしで落としたGTやクロスファイアをホネンビーで回収、ルーターで引き込むなど攻め込む準備する期間です。相手にサイバー・N・ワールドを出されても慌てずルーターで肥やし直してください。大丈夫、Nワールドが手札を増やしてくれてるのでやたらめったら交換できます。

終盤

相手次第では気を抜けない場面です。何かしらの要因で相手に大型クリーチャーが存在する場合はフィニッシュを急いではいけません。2面用意するまでどうにかどっしりと構えながら耐えてください。手札がなくてもトップドローでホネンビーやクロスファイア、GTを引いた場合そこから充分逆転できます。ホネンビーの場合は効果でキューブリックが落ちた場合にロッククリーチャーを避けられる点があるので焦りは禁物です。

墓地ソースが嫌なカード達

「祝」の頂ウエディング

デッキの性質上、手札は実質無いに等しく、それ以上に送り先が墓地ではなくシールドなので手札0、フィールドにクリーチャーが4枚の状態でウエディングが出てくると墓地枚数が無かったり、クロスファイアやGTが召喚できなくなる機能不全まで持っていかれることも。

埋め立てロボ・コンクリオン

2コスでやったらあかんて。
現状コンクリオンをしっかり扱う事ができるデッキが存在しない事が唯一の救い。
お清めトラップが存在してたら4んでた。

ガンリキ・インディゴ・カイザー

どのデッキにも刺さるであろうアタックロック効果。フィニッシュに行く時に丁度こいつが立っているとキューブリック探しにルーターで探さないといけないのが正直面倒。

永遠のリュウセイ・カイザー

うんち、ゲロカス、墓地ソース最大の敵。キューブリック、ロビンでしかほとんど返せない。なんやねんお前。なんでお前火文明のくせして相手クリーチャータップインさせんねん。ストレス値はウエディングを凌ぐ。

おわりに

ここまで読んでくださってありがとうございます。
「ここの部分浅いぞタコ」「このカードも充分きついやん、どないすんねん」などあれば優しくDMお願いします。強い言葉怖いので。

また、なんかあれば記事を書こうと思いますのでよければ読んで頂けると嬉しいです。では

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