【プロにはない⁈】個人投資家にしかない武器!
プロにはなくて、個人(素人)にしかない武器がある!
そう言われたら、みなさんはピンときますか?
どんな世界でも素人よりプロの方が強いのは当たり前ですよね。プロはその世界で命をかけていますから。
ですが、投資の世界では私たち素人しか持っていない武器があるんです!
もうすぐ年の瀬!
もうすぐ年の瀬ですね。このブログが投稿されている12月24日も日曜日で市場はお休みです。
年末年始は市場も休みになります。それに伴い金融機関はもちろん、投資をしている投資家も休みになります。(取引を休むという意味ですよ!)
その年の取引最終日は『大納会』と呼ばれます。(年明けのその年最初の取引日は大発会と呼ばれます。)
基本的に金融市場はどこの国もカレンダー通りに休みとなりますね。ただし、注意すべきなのは国ごとに異なるイレギュラーな休日『祝日』です!
とくに、日本株以外の為替や先物取引きをしてる投資家は影響を受けます。
「しまった!取引しようと思ったら今日は休みだった!」なんて、まるでマンガのようなことが実際に起こるのです。(私も実際にやらかしたことがあります。)
こちらがやるつもりで市場が休みだった場合は、まだ良いのですが、逆だと最悪の場合、損が起こります。
「日本は休みだけどアメリカはやってる!」これも私はやらかしたことがあります。(笑)
投資をする際は日本株だけだからと油断はせずに外国の市場の営業日は一応把握しておくことをオススメします!
休むことが武器⁈
ここまで市場の休みについて話してきました。
何を伝えたいのかと言うと、『休む』ことも大事な戦略の一つであり、武器になるということです!
「え?この人何を言ってるの?」
そう言う方もいらっしゃると思います。とくに、日本においては仕事に対する考え方もそうですが、『とにかく休まずに真面目にやり続けることが正義』のような風潮がありますよね!
最近は少し変化してきましたが、台風が来ても大雪が降っても定時出社するサラリーマンの姿は日本らしいと思います。良いか悪いかは別として…
投資を仕事にしているプロのトレーダーや専業投資家は事情が異なりますが、私も含めて一般的な個人投資家は、本業が別にありますよね。
投資は参加し続けることでチャンスに当たる可能性が高まることはこれまで何度か書いてきました。
それはチャンスだけに限らないのです。
市場に居続ければ、暴落などの損害が発生するイベントに遭遇してしまう確率も高まってしまうのです。
逃げるは恥ではない!
以前、『逃げるは恥だが役に立つ』というタイトルのドラマがありましたね!私もブームに遅れながら乗って途中から見始めたのですが…(笑)
投資はまさにこれに似た考え方があります。
そして、この考え方はとくに初心者にとっては極めて重要です!
知識を収集すると「次は〇日に経済指標発表だ!」と相場に波が起こるタイミングがわかってくるでしょう。
しかし、経済指標がわかっても結果がどうなるかはわかりませんよね!(ネット上ではいろいろな方が予想しますが)
そうなると、「どっちになるかわからないけど…いいや!とりあえずこっちに賭ける!」って人が出てきます。
それは投資ではなくギャンブルです!
シナリオを作れないときは、損を回避するために敢えて手を引いて休んでしまうことも戦略になるのです!
チャンスを逃した…ではなく
もちろん、相場が上がっても下がっても利益を出せる人はいます。
投資商品の中には相場が上がると儲かる商品もあれば、逆に下がると儲かるものも存在します。
そうなると、どちらに転ぶかわからない状況でもさーっと利益を出して、しかもそれをSNSなどにあげて「ほら!すごいでしょ!」見たいな感じで見せてくる人もいたりするのです。
そうなると、どちらかわからないから参加しなかったのに、「あー、これはチャンスだったのか。チャンスを逃した…」とマイナスの発想になりがちです。
しかし、そういう人のことは気にせずに、「結果的にはチャンスだったかもしれないが、まずは損を回避した!」とプラス思考でいきましょう。
投資の世界では、勝つこと(利益を出す)が正義です。
負けてしまう(損が発生する)とそれ以上に勝つか、一度の利益が大きくなるような取引をしなければなりません。それはそれでリスクが上がってしまいますよね!
負けないこと(勝てる見込みがないときは参加しない)で、余計な勝負を避けて負ける確率を下げるのです。
どんなに凄い投資法でも利益以上に負けてしまえば意味がないのです。逆を言えば、どんなにたくさん負けても一発逆転で勝ってしまえばいいわけですが…それでは精神的に保ちませんし、そもそも投資と言えるのか疑問です。
プロはできない素人特権!
どんなに経験を積んだ人でも市場に参加し続ける限り損をするリスクはあります。それはプロでも言えます。
証券会社などのプロのトレーダー達は本業ですから、取引を休みたくても市場がやっている限り休めません。しかも損をしてはいけないわけですから、相当なプレッシャーでしょうね。
しかし、私達個人投資家は素人であるからこそ、これから相場が荒れそうな時には売却して休んでしまうという「究極の」選択肢をもっているのです!
何度もお伝えしているように投資のコツはなるべく長く続けることです。しかしそれは、常に取引をし続けて長く居座ることではありません。
プロスポーツの選手も怪我をすれば完治までは治療やリハビリに専念しますよね?現役を長く続けるためにはなおさらです。
プロの投資家は常に取引をし続ける必要がありますが、個人投資家は勝てそうにないときは身を引いて静観することができるのです。『利益が出ない=損する』ではないのです!
『負けないこと』は、勝つことと同じかそれ以上に大事なことなのです。
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