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【嘘のような本当の話⁈】お金が入ってくる人は〇〇だ!

 お金持ちはなぜお金持ちなのでしょう?

 もちろん、収入が支出よりも多いのは間違いないのですが、お金が入ってくる人には、お金が入ってくる人だけの共通点があったりします。

 「え?そんなことってあるわけないでしょ?」と思われるかもしれませんが、あながち間違いとも言えないかもしれませんよ!

嘘のような実体験

 私は現在の職に就く以前は、大学を卒業して某証券会社に就職しました。

 それまで株はおろかお金の知識など全くなかった私は、そこで金融の知識を叩き込まれました。

 最初は営業担当として支店に配属され、様々なお客様とお会いしてきました。証券会社だけあって、客層は世間から見ればいわゆるお金持ちと呼ばれる方々ばかり…

 しかし、当時はまだ第二次安倍政権が発足する前の民主党政権の時代。日経平均株価も今の半分以下で今では考えられないような1ドル=70円台という時代。株式投資なんてナンセンス、損をするためにやるような雰囲気でした。しかも東日本大震災の直後で日本全体が混乱していましたから、尚更投資なんて受け入れられにくい空気が漂っていました。

 しかし、そんな状況下でもお金が入ってくる人のところにはお金が入ってきていましたし、そうでない人のところでは損失が膨らんでいました。

 そして、お金が入ってくるお金持ちにはそういう人達だけの共通点があったのです。

 最近は書籍でもお金持ちの行動パターンやお金が入ってくる人の言動などにクローズアップしているものが見受けられますね。「そんなわけないでしょ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実際にお金が入ってくる人達と会ってきた人間としても、お金が集まる人だけの共通点があるのはあながち嘘ではないと思います。

話を聞く

 当時は景気も低迷しており、世間では投資などという雰囲気ではありませんでした。日本に限らずアメリカもまだリーマンショックの影響が残っていました。

 営業へ行っても、「こんな時に投資⁈ふざけているのか?」と怒ってくるお客様が多かったのですが、逆にそうでないお客様が少数いました。

 ほとんどのお客様が聞く耳を持たない中で「とりあえず話だけは聞こう」と時間を作ってくださり、話を聞いてくださるのです。

 実際に商品を買っていただけるかどうかは別としても、穏やかにこちらの話を聞いていただけることは、当時は本当にありがたかったです。

 そのような方は、実際状況に関係なく常に情報を仕入れ、こちらの提案もきちんと聞き、判断をしていました。そして、そのような方は投資に逆風が吹く市況の中で利益が出ているお客様でした。

 損が出ているとどうしても感情的になってしまいがちですが、情報には常にアンテナを立てておくことは重要なのですね。

先を見る

 また、そのようなお客様はこちらが提案する商品について毎回このように質問してきました。

 「じゃあ、これから市場が好転したときにこの商品はどうなる?」

 つまり、今が買い時か否かの判断をしていたのです。

 2024年現在、日経平均株価はバブル後の最高値を更新しています。そして、NISA口座で株を買っている人も増えているようです。

 どうしても周りが利益を出していると遅れるものかと飛びつきたくなってしまいがちなのですが、ここまで値段が高くなると今は高値圏になっていると思います。

 つまり、これから買ってしまうと最も高い値段帯で買ってしまうということです。

 しかし、利益を出す人は今ではなく先を見ているのです。

 今買うとこれからどうなるかを考えて購入の判断材料にしていたのです。

 今上がっているから買うのではなく、今は低くてもお買い得ならば今買っておいて推移を見守っていこうというスタイルなのです。

 値段が上がっているのを見るとどうしても焦って飛びつきたくなりますが、今ではなく先を見て冷静に判断をしなければいけないですね。

 投資初心者に限らず、今のように市場全体の値段が上昇している状況では特に感情に左右されやすくなりがちです。

 しかし、小さな利益を求めてすぐに焦って買うのではなく、「日経平均が下降し始めたらどのような銘柄がいいか?下降せずに上昇し続けるとしたらどうすべきか?」などとこれから先のことを考えて戦略を考えるようにしたいですね!

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