初めてミスドでコーヒーを飲んだ話

なんで、スタバのコーヒーに350円払えて
ミスドの330円のコーヒー(おかわり可)は
払えない自分だったんだろう

そもそも
コーヒーの適正価格とは、、一体

ドリンクバーででてくるのは、
確かにクオリティーとして、どうかと思う
ペットボトルのも、缶のも、
どうしたって、コーヒー味の何かだと思うが

はっきり言って、コンビニのそれも
ファーストフードのそれも
もちろんコーヒーショップのそれも
自分にとって、そんなに変わらない

そうなってくると、
コンビニコーヒーでいいんだよなと
思わされる感覚があるのだ

つまり、Sサイズ120円
これが、自分のなかの適正価格

ただ、スタバでは、ブラックコーヒーに
350円支払う自分は、
スタバで本読んだり音楽聴いたりするからで
そういう付帯的なサービスに払ってんだろうな

ミスドに長居するのは気がひける
なんたって、レジ待ちがない瞬間なんて
ほぼないわけだから

ただ、今日の俺は違う
期間限定の栗、いもドーナツをトレーにのせ
コーヒーの湯気と着席
ドア際カウンターなら
小一時間の読書を許してもらえるだろう
いや、許してもらいたいという願いを胸に。


ねえ、
ドーナツってさ
コーヒーを飲む為に生まれてきた食べ物なん?
コーヒーってさ
ドーナツを食べる為に生まれてきた飲物なん?

あまい、にがい、
あまいからにがくて
にがいからあまくて
誰かにとって自分が、自分にとって誰かが
そうでありたい

あ、歌ができました。

イヤフォンから偶然流れた
ミセスの『僕のこと』が
ドーナツとコーヒーの出会いについて
勝手に脳内祝祭を始めたよ。

勝手に感謝が溢れて、優しい気持ちになる
歌までできた
これがミスドの付帯的サービスかと

思いながら、コーヒーのおかわりを2回
結局1杯110円になると、
適正価格を下回る

こうしてミスドのコーヒーは、
コンビニのコーヒーを超えたのだった。

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