無題

 最強の名前トーナメントのアドベントカレンダー参加記事において無題って、コイツ洒落臭ェ〜〜〜〜〜〜〜〜ボケカスコラあ?おいやんのかおいなあやんのか?あ?なんて思わないでほしい。本当に雑多に、最強の名前トーナメントについての諸事を書き殴るだけの記事には無題というタイトルが相応しいと、思いませんか!?!?!?!?!?!?!?!?思うよね。ありがとう。
あ、参加してるアドベントカレンダーはこれです。

今日のこの記事はかなり突貫工事なので23日か24日に公開される本命の記事の方も是非読んでね。あと他の人のも。


 さて、最強の名前トーナメント。
 名は体を表すが、最強の名前トーナメントは名から体がはみ出ていると言ってもいい。元は最強を決めるトーナメントを名前だけでやるというものだったけど、割と初期から最強を決める以外の色々なものも行われたし、名前という枠組みを飛び出したキャラクターなどもまちまちいる。別にそれがどうとかいうつもりなんて断じてなくて、ただ広がりを感じただけです。


 名都において最強の名前トーナメントとはどのような立ち位置なのか。公式戦とその他色々があるが、それはどのように違うのか。そのあたりの背景が少し気になる。以下、空想の文章。

 この街は混沌としている。きっとそのあたりで歩いている人間100人に聞けば約40人は同意し、約50人は話を聞かず、残り約10人は人語を解さない事だろう。窓の外からは今も謎の轟音が鳴り響いているし、道路の血痕は日常茶飯事だし、上空では龍がしょっちゅう飛び交っているし、武器や薬、その他違法な物品の取引も多く、今では役所が機能してるかどうかすら怪しい。だが治安が悪いわけではない。いや、悪くはあるのだが、その分正義感のある人間も多く居るため何とか生きていける土地になっているのが現状だ。
 このような街になった原因が何かについては最強を決めると謳うあのトーナメントの所為といっていいだろう。大規模なトーナメントが始まってからというもの津々浦々多くの国から最強を求めるもの共が集まるようになったと確かに文献にも残っている。ではトーナメントの起源はどこからか。一説によると路上での喧嘩でされていた賭け事が西京グループ等によって広く興行化され広く知られるようになった、とのことらしい。トーナメント興行も一時は少し廃れたが現代になって再流行し最強を決定する他にも萌えなど多彩な種類の大会が開催されているのはもちろんご存知だろう。
 また、この街独自の風習としては河原の石に名前を付けその良さを競う「河原の石杯」というものがある。名都近代の父と呼ばれ名都周辺へ近代教育を普及させた滝沢 秀作が始めたこの遊びは伝統的なものとして根付き今でも定期的に開催されている。「河原の石杯」は、①河原にて石を拾う ②石に名前をつける ③参加希望者が集まり議論、投票を行う という3ステップをトーナメント制で繰り返すという流れで行われる。使われた石は不思議な石の博物館に所蔵されており現在はこの博物館が河原の石杯を主催している。


 名前。最近どうも名前の出力が遅くなっていて締切を見逃すことが多い。これはどうもいけないので名前の作り方を今一度整理したいと思う。
 まずはことわざや人物などの何か良い感じの元ネタから連想していく方法。これは元ネタの盛り込み方と強くしていき方を考えると名前として形になるためやりやすい。Wikipediaなどでかっこいい語を見つけた場合はこれを使ったキャラという案を貯めておくと良い。
 次、要素を出してそれを名前に変換していく方法。性格や性質を書き出していってそれを良い感じに名前に変換する。名前には性格がある(又は性格がないという性格がある)のが理想なので良い方法だけどとっかかりがあまりないため少しやりにくいかもしれない。こういうキャラにしたいという要素を固める時にはとりあえず色々ありうるものを書き殴る、というのもお勧めする。

舞台統一杯を提出する時に行ったとりあえず要素を書き殴るという手法

 どういう要素から膨らませるかというのもある。キャラクター性、要は性格から膨らませるか、戦闘方法から膨らませるか。少し前までは武器や戦闘方法から考えていたが最近では性格から考えるようになった。それは戦い方だけしか考えていないキャラクターだとどうも無機質に感じてしまって、性格が読み取れるような名前がいいよなと思うようになったからだろうけど、しかし性格から考えるのに縛られすぎると強さが伝わらずバトルではすぐに敗退してしまうから一長一短ではある。両方を兼ね備えるのがベストに決まっている。
 良い感じのフレーズから膨らましていく、というのもひとつのやり方だろう。自キャラである 空間性しじま海域のサブマリン 通称『silent letter』 なんかは「空間性しじま海域」という語が浮かんでいて、それを膨らました結果生まれた。だがこれは良い感じのフレーズが降ってきている時しかできないためあまり頼りにはできない。
 このくらいだろうか。もっとやり方はあって良いと思うが、とりあえず自分が迷った時は大体このどれかのやり方で名前を作っていると思う。ただまぁ、上に書いたのはあくまで「こういうキャラにしたい」というアイデアが出てない場合のやり方で、推敲はまた別だ。
 推敲。要素は多すぎると時にノイズになるし、少なすぎると強さを誰にも感じとられずに終わる。例えば、空間性しじま海域のサブマリン 通称『silent letter』の最初の方は 空間的しじま海域の海洋観測艦 第二遠征艦『』 という案だったが、どうも小うるさいということで 空間的しじま海域の海洋観測艦 にした。海洋観測艦って奇抜で良いな、という考えで作り始めたが海洋観測艦の武装は他の軍艦に比べて劣りそうな気もしたため潜水艦に変えて考えていた設定もそのタイミングで変更。元は空間性しじま海域を観測しにいく第二陣の船、という想定だったが変更後は空間性しじま海域に現れる正体不明の潜水艦、となった。これまた自キャラの話になるが、 「刀翁」九鬼 は最大限削られてるにも関わらず格の高さ、強さが伝わってくるため非常に良い。
 以上のように、名前はノイズとなるところを除去していくのが大切だと思う。別に短ければ短いほど良いというわけではないが、不要なら削る、要らないかも、と迷ったら削る、というのが良いだろう。長かった場合は観客があまり読まないということもあるかもしれないし。
 名前───氏名のこと───の話もしておこう。氏名もやはりその名前の印象を決定づける要素の1つだ。まず、二つ名やコンセプトと合致する名前がある。アドベントカレンダー2日目の記事で触れられているのでここではそんなに書かないが、考えやすい方法だしイメージとも合うから良い。また、これは自分以外もやっているのかどうか知らないが、出先の地名をそのまま名字に拝借する方法もとっている。正直名前全体の雰囲気となんとなく合ってさえいれば氏名の方はなんでもいいみたいなところはあるのでこれでもいい。言葉遊びで考えるのもありだ。アナグラムや逆さよみなどを使うと楽しいと思う。まぁ、自己満足にはなるけど。


とりあえずこの辺りにしておきます。いや、時間がないんです。時間が本当にないので、全然提出してから追記しまくると思いますが、取り敢えずこれで出します。
 以上、本当に雑多に書き殴るだけの無題の記事でした。

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