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創作TALK「肩書が多すぎる2020」

雲形ひじきと申します。
「三日月パンと星降るふくろう」や「フィナンシェヤクザとシネマ芋先輩」という長めな名前の創作サークルで同人誌を作っては頒布活動をしています。
(以下常体敬体入り交じりのラフな感じにて失礼)

創作TALKは3回目の参加

1回目:ロストヴァージン2018
2回目:ロバに芋を食わせて2019

今年もなんとなく書くつもりで意識したつぶやきを6月にしている。


今年のオプションテーマである「創作と新型コロナウィルス」は、多くの作り手がそうであるように活動を振り返る以上避けて通れないところがありますな。

だらだら書いていこう(約8300字)

なんとなく創作TALKは長く書いても許される気がしている。

企画にかこつけた自分の記録用だと思っているからか。

この企画がなければめんどくさがって書かないので助かっている。

お時間のある奇特なお方は、しんどくない程度に適宜読み飛ばしていってくだされ。

なお、スパイスカレーを創作ってことにしちゃおうかな~とか無邪気に呟いて墓穴を掘った。

……べ、別途書けたらいいな。

作ったもの、参加イベントに沿って目次はこんな感じ


ペーパーウェル「雲と波のお気に召しマステ?」

すっかり恒例年中行事になりつつあるネットプリント企画ペーパーウェル

ペーパーウェルについて

参加作品は第1回目の分からBOOTHで無料ダウンロードできるようにしてある。ご興味があればどうぞ。

今までは1人で気張らずゆるゆる作品を作っていたのだが

2020年6月の第4回お題「文具」の回は

漣猗さん(@ripple_lianyi)さんとがっつりコラボさせていただいた。

公開初日から連日たくさんの反応をいただけて

自分が思っていた以上にヤバイものを作ってしまった……と悟った。

問題の作品はこちら(無料DL)

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そして、自分の記憶力を信用していない私は

すでに記事をまとめてあった!

すごい、全部、ここに書いてあるわ。ひまだったら読んでくださいませ。

わいわい相談して二人のアイディアが形になるのが本当に楽しかったので、またぜひコラボしていきたい。

漣猗さんはもちろん、ご縁があれば他のいろんな創作の民とも。


ニコラスには行ってない。

シネマ芋先輩の話をしよう

いかに我々が急接近して親密になったかというのろけが続くことをご容赦願いたい。

シネマ芋先輩とは

泡野瑤子さん(@awareview2)のことである。

「暁天の双星」「ムーンライト・ミンストレル」といったシビアめながっつりファンタジーを書いて活動されている。

シネマ芋先輩という名前は私が名付けた。

映画鑑賞を趣味とされる中で、映画館で食べられるポテトについてご教示いただいたので「シネマ芋先輩!」と勢いで呼んだら、

語呂がいいのでそのまま定着することになった。

テキストレボリューションズ(以下テキレボ)というイベントをきっかけにTwitterで少しずつお互いの存在を認識し、

2020年1月の文学フリマ京都に出店した際は合体配置をさせていただいた。

ひさしぶりの遠征イベントだったので、顔見知りのお隣がいるというのは大変心強かった。

お互い東京暮らしと知り、今度遊びましょうね~と言う社交辞令だったかもしれない言葉を、

ひじきは調子に乗ってすぐ日程とかを決めてしまうので

1か月後の2月に三軒茶屋で、第1回三茶会合を実施。

ランチ後はノープランだったので、何しましょうかね~と最初はふんわり歩いていたのだが

私が三茶で行きたい店としてチェックしていたパン屋があったため、

6軒ほどパン屋を回ってめちゃめちゃパンを買った。

それでなんとなく、パン屋巡り楽しいぞという方向性ができて

1か月後の3月(緊急事態宣言より前)、第2回三茶会合実施。

シネマ芋先輩が事前にパン屋の情報を調べ、GoogleMAPにまとめて効率的に回れるようにしてくれた。

待ち合わせて1軒目に到着した時点で、(なんかこれ全部回ったら企画みたいじゃない、まとめたら本になりそう)みたいなことを二人して思っていたので、

私は持参したカメラでパンのみならず、お店の看板や外観をパシャパシャ撮った。

シネマ芋先輩が長距離お散歩に対応してくれる脚力の持ち主だったのをいいことに、

三軒茶屋から飛び出しながら前回の倍以上の軒数のパン屋をめぐった。

「本にできたらいいですね」が社交辞令のままで終わっていたら

こうして創作TALKに長々と書くことはなかったのだが

ひじきは調子に乗ってすぐレイアウトとか表紙の相談とかしてしまうので

会合の後2週間くらいDMのやりとりをしたら

爆速で本ができた。

それが「ニコラスには行ってない。―パンをもとめて三軒茶屋―」である。

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その日に回ったパン屋の情報と、パンの写真と2人の感想が14軒+α掲載されている。

詳細はこちら

私は担々麺レビュー本「担々探譚」以来2冊目の

シネマ芋先輩は初めての情報系同人誌だ。

サークルメンバー以外との共著なのに、こんなさくっとできてしまうものなの?

楽しかった思い出を日記みたいに残しておきたいという衝動のままに、

私が本文レイアウトを担当し、シネマ芋先輩には表紙を作ってもらった。

「フィナンシェヤクザとシネマ芋先輩」というユニット名も決まったので、外注でかっちょいいロゴまで作った。

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単発で終わらせない気満々である。

なぜひじきがフィナンシェヤクザなのかについては後述する。

テキレボEXという通販型イベントで頒布をしたら

東京近郊以外の方にもお迎えいただいたようで、「なんか楽しそう」な感じが伝わったのかしらんと嬉しく思った。


おいもをおいもとめて

まだ続くぞ、シネマ芋先輩との蜜月

新型コロナウィルスの影響で街歩きもままならない日々が続いた。

静岡で参加予定だった頒布イベントも中止になってしまった。

執筆が捗る場所として重宝していた実家にも帰れず、旅行はもってのほか、友人とランチやお茶をするのも誘いにくく、ストレスの溜まる日々だった。

感染拡大が少し落ち着きを見せた7月

シネマ芋先輩を伴って奥多摩へ向かった。

東京都内から出てないし、大自然だしええじゃろ、そんくらいさせぃという気持ちだった。

目的は奥多摩でしか栽培されていないじゃがいも「治助イモ」を食べることである。

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あ……申し遅れたが、

私はじゃがいもにハマっている。

傍から見るとわりと頭のおかしいレベルでハマっているので

(例:じゃがいも擬人化小説を書く。市場に出回らない珍しい芋を取り寄せては配り歩く)

芋の情報を得るとすぐ確認・実食したくなってしまうのだ。

シネマ芋先輩にはもともとポテ(ト)ンシャルがあったらしく、私がいもいも騒いでいたら

触発されて見事に芋仲間になってくれた。

8月には下北沢でプーティンというカナディアンスタイルのフライドポテトを食べた。

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9月中旬には自由が丘で様々なカットのフライドポテトとポテトサラダ専門店をめぐり、

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9月下旬に駒沢公園付近で独特な形状のリボンフライを全種類(YouTuberだったら配信したくなるなかなかな大容量)、腹に収めた。

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いずれも芋スポットが主目的だが、毎回15㎞以上歩いてパン屋やケーキ屋めぐりもしている。

んで、ニコラスの実績がある我々は

「都内芋本作りましょうか」

と、至極自然な帰結をする。

奇しくも11月1日に情報系同人誌の頒布イベントに申し込んである。

そのイベント合わせで作りたいですね、まあ、できたらでいいんですけどとやんわり言いながら、

またしても2週間くらいで

爆速本を作った。

それが「おいもをおいもとめてVol.1」である。

おいも表紙

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お互い11月合わせの個人の新刊執筆作業を抱えながら

共著も作るとか、すごくねえか。

本文はひじき、表紙はシネマ芋先輩に完全に任せるという信頼スタイルがうまくいっているのだと思う。

レスポンスが早くて、どんどん決められるというのも大きい。

タイトル「おいもをおいもとめて」だが、

当初は「いも、会いにゆきます」にする予定だった。

映画化された市川拓司の小説「いま、会いにゆきます」をもじったものだが、

映画に出演された竹内結子さんの悲しい事件が9月に起こり、ふたりで相談の上、ちょっと日が経たなすぎるので変えようということになった。

どうしようかなと2日ほど考えて、急に降ってきたのが

以前にTwitterで見かけたシネマ芋先輩の「おいもを おいもとめて……(言いたかっただけ)」という呟き

都内芋を追い求めてる本にぴったりではと思い、

朝っぱらからシネマ芋先輩にDMを送ったら

「なんと!! 私もさっきまさに同じことを考えていました!!笑」

と速攻返ってきたので笑ってしまった。

以心伝心ならぬ芋心伝心である。

こういうところが、フットワーク軽くお出かけし(注:コロナのことは一応考えながらね)、ストレスなく共著できる由縁かもしれぬ。

満場一致でタイトルは決まった。

おいもをおいもとめてはBOOTHの他、テキレボEX2(後述)でも頒布するので気になった方はぜひどうぞ(ちゃっかり宣伝)

実録フィナンシェヤクザとフィナンシェ食べなんしぇ

11月、文学フリマ東京に一般参加した際に野堀ゆんさんとお会いしたら

「なんだか肩書が増えてますね……」と声をかけられたのだが、

そうなのー増えてるのー

人から呼ばれたのを調子乗って自分で名乗ってるだけなんですけど。

日本酒をペロリして思い浮かんだ情景を本にしていた時は「ペロリスト」

じゃがいもを配り歩いて布教しているときは「芋の伝道師」

お芋仲間を集めてあれこれ語る時は「芋研ゼミのゼミ長」

そして

フィナンシェについてエリア一帯ローラー捕獲作戦などの過激な行動を繰り返している「フィナンシェヤクザ」

2019年6月に「あ、フィナンシェおいしい」とあらためて気づき

8月くらいに「真面目にお付き合いしてみよう」と心に決めて

目に映るすべてのフィナンシェを片っ端から食べていたらですね

1年間で200個超えました(2020年12月現在300個目前)

友人も旅行先のご当地フィナンシェとか地元ケーキ屋のフィナンシェを協力してくれるので、そういう人は「舎弟」と呼ぶようになった。

食べたフィナンシェはTwitterに写真付きで感想を呟いていたのだが、

パン・おいもと情報系同人誌付いている今年は同人誌も作っちゃった!!!

「実録フィナンシェ」と「フィナンシェ食べなんしぇ」の2冊組

本出すよーと前もって周知宣伝していたわけではないので誰も知る由がないのだが

構想してから本にするまで

私にしてはけっこうぐずぐずしてしまった。

レビューは200個全部載せるのか

全部に写真を付けたらとんでもないページ数になってしまうし

全部カラーページにしたらお値段もとんでもないことになってしまう

でも写真なしのモノクロを読んで誰が楽しいのか

レイアウトのイメージがうまく浮かばなかったのだ。

8月に構成などの見通しがつかなかったら

11月1日のイベント合わせにするのはやめようと思っていて

8月は見事になにもしなかった。

9月になって

アニメのSHIROBAKOを見た。

ご存知だろうか?アニメ制作会社で主人公が奮闘するストーリー

放映当時は気にしていなかったが(これに限らず私はほとんどアニメを見ない)

人に誘われた劇場版を見るためにそれを一気見したら

なぜだかわからないが

やる気が出た。

このシーンのこのセリフがというピンポイントではなく

各話で挿入されるわかりやすいメッセージに奮起したわけでもなく

なんかこう全体的に?

どうにかなるか、やるかー

という気持ちになった。

しっくりくるタイミングに絶妙なものをぶちこんでしまうというのは

たまに起こるが今回はSHIROBAKOがそうだった。

やるからには途中でくじけぬよう人を巻き込んで退路を断つ!

いつもデザインをお願いしているホシナヲキさんを呼び出して

「ちょっとスケジュールがタイトなんですがいけますか」

と、表紙のイメージを伝え、締め切りを決める。

表紙にはヤクザ要素が欲しいと思ったので

友人3人に「ちょっとヤクザ写真撮るから協力して欲しい」と頼み

スーツと着物姿で夜中にわーわー撮影した。

監督ごっこめっちゃ楽しかったな。

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役者が指示通りに動いてくれて

フリー素材には絶対存在しないオリジナルの画像がどんどん生まれていく。

自分の中にあるストーリーや絵コンテがはっきりしていればいるほど

もっとおもしろい絵が撮れたかもしれないと思うのでそこは次回に活かそう。

撮影後にカウンターで並んで食べた天下一品ラーメンのおいしかったこと……


ここまで来たらあとはスケジュールの許す限り手を動かしていくだけである。

フィナンシェ初心者でも楽しめるフルカラーでの解説・ジャンル別ピックアップページと

文字だけの200個レビューの部分については

2冊に分ければいいじゃんと割り切った。

バラ売りもするけどセットの方がお得に買えるようにしておけば

もともとフィナンシェに興味を持って近づいてきてくれた人なら

ま、いっかーってセットでお迎えしてくれる公算が高い。

文字びっしりの方は、せめて特殊装丁にしてすぐ捨てちゃうにはちょっとな本にしよう(オレンジ工房の期間限定フェア利用)

お店の情報はQRコードに複数店まとめてなるべくページ数を節約しよう

手を動かしているうちにアイディアは出る。

まあ、日頃からTwitterでつぶやいていたフィナンシェレビューという

原稿の素があったからこそガワに集中して遊ぶことができたのだ。

えらいぞ、蟻ひじき

キリギリスひじきだけじゃ、本は作れないよ。

できたのがこちら↓


300字SS

月1回のTwitter企画に今年も皆勤賞で参加した。

最近は当日になって、やっべー書いてなかった!と焦りはじめ、
今回は欠席しちゃおうかな、でもなんか、こうなんか……と即興的に作っているので手癖で書ける芋が多めだ。

情報系同人誌ばかり作った年で唯一の小説っぽい書きものなのに、
リンゴとかフィナンシェとか狭い中でやりくりして、本当に小説の書き方を忘れたと思のよね、私。

9月からnoteにも掲載を始めた

芋翻訳

またじゃがいもです、ええ、すいませんね、ほんと

芋翻訳というのは、文学作品の主モチーフをじゃがいもに置き換えてみることである、たぶん、今のところ。

自分で擬人化小説を書くだけでなく、よそ様の作品にも種芋を植え付けていく悪魔の所業だ。


泡野瑤子さんの「剣士と赤竜」の赤竜を赤い皮の芋に置き換えた「剣士と龍赤」


服部匠さんの「幼なじみのハリセン陰陽師に好かれています」のあれこれのモチーフを芋関連に置き換えた「幼なじみのハッセル陰陽師に好かれています」

どちらも原作者に笑えてもらったのでほっとした。

脳内でうまく変換をひらめくと、一気にじゃがーっと書けて、楽しいんですよ、この芋翻訳。


イベント参加

私が書くまでもなく、新型コロナウィルスの感染により

軒並み同人誌頒布イベントは中止を余儀なくされた年だった。

その分、オンラインイベントの試みが広がり、

秋を過ぎてからは、小規模なリアルイベントが(様子を見ながらではあるが)少しずつ戻ってきている。

2020年参加したイベントは以下の通り

第四回文学フリマ京都


バイロン本社のたこやきいちごさんとOur York Barの泡野瑤子さんと合体配置で1月19日に参加

地方文フリはだいぶご無沙汰で、

ソロ参加も覚悟したのだが、逆にサークルメンバー3人が久しぶりに全員揃うこととなった。

新刊は昨年の10月合わせで作っていた「天蛙如水ーあるペロリストの酒記・壱ー」と「アカメカブトトカゲとぬいぐるみぶ」

夜行バスでイベント前日の朝到着して銭湯をキめた後、遊郭跡や動物園など28㎞を散歩し、フィナンシェを狩りまくって、猫のいるゲストハウスに泊まるという地方文フリならではの旅行気分を満喫してから当日に臨んだ。

Twitterでお見掛けする人と実際にご挨拶できたのが嬉しかった。

お配りした差し入れはもちろんフィナンシェである。

差し入れ何にしようから考えなくていいのですごい楽(どこのにしようは考えるけど)


Text-Revolutions Extra(通販型)


俺たちのテキレボが夢のようなイベントを開催してくれた。

送料と手数料一括って天才かよ!と

しこたま買いました。

いや、参加側の話を

新刊は上述した「ニコラスには行ってない。ーパンをもとめて三軒茶屋ー」

これまで委託を経験したことがなくて、リアルじゃない頒布ってどんなものかしらと思っていたが

みんなうずうずしてたのでしょう

頒布数はこれまでのイベントと変わらず、(あ、本を売ってる)感が味わえた。

おもしろ同人誌バザール9

11月に神保町で開催された情報系同人誌の頒布イベント

存在は知っていたが

情報系同人誌を作ってこなかったので参加を検討したことはなかった。

だが、11月1日に参加予定だったテキレボが中止になって予定も空いたし

担々麺とパンの食べ歩きレビュー本を作った今なら売るものがある!

シネマ芋先輩こと泡野瑤子さんと相談して

サークル名「フィナンシェヤクザとシネマ芋先輩」で出ちゃうことにした。

そろそろお店屋さんごっこがしたかったんじゃ。

情報系では知名度も全くないし、暇だろう。

その分いっぱい評論本買っちゃおう~くらいのゆるい気持ちで構えていたのですがね

事前の宣伝で「実録フィナンシェヤクザ」が

なぜだかけっこう拡散された(700RT近く)

世の中にはそんなにフィナンシェ好きが眠っていたのか。

そして当日はなかなかの忙しさだった。

小説と同じ感覚で冊数刷ったら全然たりねーでやんの、イベント途中で完売、情報系コワイヨ!

大変良い経験をいたしました。

ニコラス~、担々探譚、おいもをおいもとめても、いい感じでお迎えいただいて楽しいイベントとなった。

鼻に付いたら申し訳ないのだが、こんなことはめったにない弱小ヤクザなので記録として書かせてほしい。

その後フィナンシェ本2冊セットは

BOOTHに見たこともない注文数が入り

増刷3桁というしびれる体験をして

シモジマの梱包資材が1ケース消え

夜中のファミマ店員を疲労困憊させながら発送した。

届いた人、大丈夫かな、宣伝詐欺だろ!とか怒ってないかな。


第一回TAMAコミ

12月5日都内とはいえはるばる福生まで行ってまいりました。

印刷会社ポプルスのガレージを利用した小規模(100サークル)の頒布会。

配置上、だいたいみんな壁サークルを体験できる。

私とシネマ芋先輩は合体配置でシャッター前よ。

換気のために扉が開け放たれているので

どちゃくそに寒かった。

スキーウェアとワークマンの裏起毛ズボンで臨んだが

全然やりすぎじゃなかった。

追加装備でムートンブーツと分厚いブランケットが欲しかったくらいだ。

こちらは普段ご一緒しないタイプのサークルさんばかり

宣伝ツイートもそんなにされていないようで(テキレボ民が異常なのか?)

1冊も売れなくても、ま、シネマ芋先輩とおしゃべりできるからいっかーくらいの感じで座っていて

オリジナルグッズを作ったり

うんめぇ唐揚げを2回も食べたりした。

それでも立ち読みしていく人はいたし、ぽろぽろっとお迎えがあったので

次参加するならお品書きをもっとしっかり作って手に取ってもらいやすくするとか工夫の余地がありそうだ。

アフターでシネマ芋先輩だけでなく鹿紙路さんとまったりお茶できたのもよしよし。

好きな同人誌の作者さんと無理のない範囲で少し距離が近づくのが嬉しくてね。


Text-Revolutions Extra2(通販型)


で、はい、現在開催中(2021年1月11日まで)の通販型イベントでございます。

新刊はサークルメンバーの文野華影さんが作ってくれた芋研ゼミバッチ!(新…刊…?)

芋グッズはなかなか商業品で見かけないので貴重ですよ。

私は、いいねいいね応援と芋監修しかしていないので、実質華影さんの新作グッズですが。

販促用なら、一部書き下ろし加筆修正したじゃがいも擬人化小説をテキレボアンソロに描いた。


イベント頒布物はこちらのnoteに詳しく書いたのでご興味があれば見てみてください。

……ここまでたどり着いた方、お疲れ様です。

もうまとめとかする体力残ってないわよハアハア

食いしん坊なので、相変わらずマイブームフード(芋・フィナンシェ・リンゴ)を創作活動の糧にしているというのに加えて

今年は特に一緒にものを作ってくれる人に恵まれた。

コロナ禍だけど、コロナ禍だから

頻繁なTwitterやLINEのやり取りがすごく嬉しかったし

会っておしゃべりできたら小躍りした。

同人活動を始めた時から変わらないのだが、

本当にひとりだったらやらない。

今みたいにやりたいことをぽんぽん思付かないだろうし、形にできない。

ありがたいことである。

抱負も目標もない意識低い系だが

願わくば、2021年もなにかしらの楽しいことを思いついて

気の合う人とわいわいやりながら、何かを創作できていればいいなと思っている。

サポートいただいた分は、美味しいものへと変身し、私のおなかに消えた後、文字になって出力されます。