『ゴリオ爺さん』読書会用・登場人物
下宿屋ヴォーケルの下宿人7人と主人と使用人(全10人)
屋根裏部屋(2人)
シルヴィ(Sylvie) 太った女性のコック
クリストフ(Christophe) 下働きの少年
3階 (3人)
ゴリオ(Jean-Joachim Goriot) 小麦取引で財を成す。アナスタジーとデルフィーヌの父親。娘の結婚の際に財産の殆どを持参金として与え、結婚後も娘へ金の工面を続ける。
ウージェーヌ・ド・ラスティニャック(Eugène de Rastignac) パリで法律を学ぶ学生。伯母マルシアック夫人の紹介で社交界に入り、ボーセアン子爵夫人と知り合う。アングーレム出身。アングレームに葡萄農家の母と妹と弟がいる。ゴリオの娘デルフィーヌ夫人と関わる。
ミショノー(Christine-Michelle Michonneau) ヴォケー館の住人。「老嬢」で昔のつてよって年金を得ている。物語ではヴォートランに関わる。
2階 (2人)
ヴォートラン(Jacques Collin, alias Vautrin ou Trompe-la-Mort) 脱獄囚。ヴィクトリーヌに財産を継がせようとする。本名はジャック・コラン。またの名をトランプ・ラ・モール(不死身)。
ポワレ(M. Poret) 機械人形のような貧乏人。物語ではヴォートランに関わる。
1階 (3人)
ヴォーケル夫人(Mme Vauquer) 物語の下宿屋の女主人。物語では49歳。
クーチュール夫人(Mme Couture) ヴィクトリーヌの母方の親戚。共和国陸軍の支払命令官未亡人。寡婦遺産と遺族年金を持つ。
ヴィクトリーヌ・タイユフェール(Victrine Taillefer) 金持ちのジャン=フレデリック・タイユフェール(Jean-Frédéric Taillefer)の娘だがヴィクトリーヌを娘として認知しない。ウージェーヌ・ド・ラスティニャックに思いを寄せている。
ゴリオの2人の娘
アナスタジー・ド・レストー伯爵夫人(Anastasie de Restaud) ゴリオの長女。恋人はマキシム・ド・トレイユ(Maxime de Trailles)。
デルフィーヌ・ド・ニュシンゲン男爵夫人(Delphine de Nucingen) ゴリオの次女。夫は、フレデリック・ド・ニュシンゲン男爵(Frédéric de Nucingen)。恋人はアンリ・ド・マルセー(Henri de Marsay)。
ウージェーヌ・ド・ラスティニャック関連人物
ビアンション(Horace Bianchon) ウージェーヌ・ド・ラスティニャックの友人。医学生。ゴリオの死に関わる。
ボーセアン子爵夫人(Vicomtesse de Beauséant) ウージェーヌ・ド・ラスティニャックの親戚。恋人のアジュダ・ピント侯爵に見捨てられ,パリを離れる。
ランジェ公爵夫人(La Duchesse de Langeais) ボーセアン夫人の友人。ウージェーヌ・ド・ラスティニャックにゴリオの二人の娘であることを教える。
マクシム・ド・トラーユ伯爵(Maxime de Trailles) アナスタジーの愛人。
アジュダ・ピント侯爵(Marquis d'Ajuda-Pinto) ポルトガルの金持ちの貴族。ボーセアン子爵夫人の愛人だが、裏切ってロシュフィード家の令嬢と結婚する。
ゴンデュロー氏(Gondureau)
警視庁保安課長ビビ=リュパン(bibi-Lupin)の仮名。
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