finalvent読書会 『源氏物語』を読む、を始めます。

すでに読書会を４つも開いていて、さらに源氏物語もかよ、頭どうかしてんじゃないの的な、あるいは、無責任すぎない的な感じもしますが、すみません、ノリでやっていきます。

「源氏物語を読む」といっても、原文購読ではありません。実は、各種の現代語訳から入っていくつもりでいます。漫画もありです。抄訳もありです。

それと、この読書会では、ペースメーカーを設けません。まことに勝手なんですが、私の読書進行がイコールペースメーカーです。なので、率直にいって途中で、挫折ということはあるかと思います。

ただ、私は思うのですよ、日本人として生まれて、源氏をなんであれ通し読みしないで死ねますかね。

で、具体的には、瀬戸内源氏から始めます。なんで、瀬戸内源氏なんだよというと、特段の理由はありません。というか、自分も、瀬戸内源氏は好きではなかったのですが、そもそも瀬戸内晴美が好きではなかったのですが、どういう風の吹き回しか、これはこれでいいんじゃないかと思うようになりました。

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いや、どこがいいのか。瀬戸内晴美（寂聴）の、昭和的な口調が、いいなと思うようになったのですよ。

昭和言葉という言語の古典としても、瀬戸内源氏の良さみたいなものが、わかってきました。というか、僕、現在、65歳なんだけど、昭和の日本語がとても恋しいのですよ。父母、祖父母たちの言葉に近づきたいと。

では！