ドイツ語の「土曜日」

ドイツ語で「土曜日」は二つの言い方があって、"Samstag"と"Sonnabend"だが、まあ、そう覚えたあと、なんで?と思って調べてみて、またまたびっくり。

北部で使われている"Sonnabend"については、字面から"Sonn"+"abend"、つまり"Sonntag"の前夜だろうと思う。ところがそれはそうらしいが、なんと、聖ボニファティウスによるこれは英語からの外来語らしい。Old English"Sunnanaefen"から逆に作ったっぽい。

"Samstag"のほうはと調べると、"sambaton"(サバト)らしい。ただ、これ、フランス語の"samedi"と似ているのと、北部での利用から考えると、フランス語との関連はありそう。なお、フランス語の"samedi"は"sambati dies"つまり、やはり「サバト」から。

あと、これドイツ人は混乱しないのかと思ったが、略すとどっちも、"Sa"らしい。

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