finalvent読書会 『幼年期の終わり』始めます

finalvent読書会 『幼年期の終わり』を7月31日(2023)から始めます。

スケジュール的には、こうです。

第1部 7/31 〜 8/6
第2部 8/7 〜 8/13
第3部 8/14 〜 8/20

この読書会は、読書会といっても、実際に会って、担当された人がレジメを説明して、話し合うというほどのことはなく、それを多少Slackで真似るほかは、finalventというやつが勝手にただ本読んでいるだけじゃないか、という印象もあるでしょう。

ただ、それをきっかけにしても、みなさんが本を読む機会を得てくださいという思いがあります。

この読書会(メイン会場)では、それなりに歯ごたえのある名作、特に翻訳小説を扱っています。これまでに、

『トニオ・クレーゲル』
『バートルビー』
『ゴリオ爺さん』
『80日間世界一周』
『嵐が丘』

読んできました。『トニオ・クレーゲル』は中編、『バートルビー』は短編に近いのですが、『ゴリオ爺さん』『80日間世界一周』『嵐が丘』は長編と言っていいでしょう。この読書会では、それなりに歯ごたえのある長編を読んでいきます。

小説によっては、長編といっても、現代作品は読みやすいものが増えました。それ自体はよいことでも悪いことでもないのですが、近代の名作長編は、それらに比べて、読みやすいとはいえません。長編小説を読む能力が問われます。そして、それは、おそらく、筋トレのように地味に育成していく能力でしょう。(たぶん、そうした能力を養う機会は現代では減ったように思いますし。)

この読書会では、そこで2つの基本コンセプトを持っています。

1 長編小説を読む能力を育成しよう
2 近代古典的名作を読みましょう

例えば、『ゴリオ爺さん』や『嵐が丘』は傑作とされていますし、多くの人がその名前とあらすじを知っているでしょう。しかし、実際に読んだことがある人はそうは多くないはずです。そこで、実際に、読んでみませんか?ということです。

Slackのお誘いは以下です。

https://join.slack.com/t/finalvent/shared_invite/zt-20dqpdvoh-SFjQ8otwNP74KDq9Q84m7w

30日後に切れます、とのこと。2023年8月の終わりにはこのリンクは無効になります。

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