スナック忘れな草~アントニ・ガウディ・2024京王杯スプリングC買い目~
トップ画像引用:JRAホームページ
■ ウインマーベル
2024年5月10日(金)午後7時
-東京都某区 スナック忘れな草-
「スワンステークスの2頭は正逆1番に入りましたね」
真一郎がスマホを見ながら言った。明日の重賞、京王杯スプリングカップ、トウシンマカオとウインマーベルのことだ。
京王杯スプリングC 15頭
1-01 トウシンマカオ(正1)
8-15 ウインマーベル(逆1)
スワンステークス組に注目していたのは、くろたんの出走馬情報、画像間違いのネタからだ。
11番に入ったスズハロームの直近勝利は、前走のキタサンブラックカップなのだが、ホームページではそのひとつ前の勝利、京都での2勝クラスのものが使用されていて、同日京都メインがスワンステークスだったのだ。
2023/10/28(土)
京都09R
1着:6-08 スズハローム
2着:8-13 マチカゼ
3着:1-01 アルーリングビュー
同日京都メイン
第66回 スワンS
1着:2-03 ウイングレイテスト
2着:7-15 ララクリスティーヌ
3着:8-18(外)ロータスランド
5着:8-16 ウインマーベル
9着:2-04 トウシンマカオ
京王杯スプリングC 15頭
1-01 トウシンマカオ(正1)
8-15 ウインマーベル(逆1)
「本来の画像であるキタサンブラックカップは、阪神芝1400だった・・」
ギョニ子が言った。
「ウインマーベルは、同じ阪神芝1400の阪神カップを勝っている。これがまずプラス材料だったわね?」
みんながうんうんと頷いた。マスターが続ける。
「そして、スズハロームがサトノダイヤモンド産駒であることから、社長さんがキタサンブラックの有馬記念を取り上げてくれたんでしたね」
キタサンブラックC 阪神芝1400
1着:スズハローム(父サトノダイヤモンド)
<キタサンブラック 有馬記念 4歳・5歳>
2016 有馬記念
1着:(サトノダイヤモンド)
2着:(キタサンブラック)
→サトノダイヤモンド+キタサンブラック=スズハローム
2017 有馬記念
キタサンブラック 1着
(前年2着→1着)
京王杯スプリングC
8-15 ウインマーベル
(前年2着→1着?)
「軸はやっぱりウインマーベルでいいんじゃねえか?」
タコ社長がそう言うと、みんながうんうんと頷いた。
■ サンクスノート
麗子ママが、追加の推し材料を挙げてくれた。
「ゴジラvsやす子の日本ダービーの動画。ゴジラから松井秀喜を介して示唆される『55』。京王杯スプリングカップの『第55回』が面白いわよ」
2010【第55回】京王杯スプリングC
1着:7-(15)サンクス(ノート)(蛯名正義)
2着:(5-09)マルカフェニックス(福永祐一)
2024 京王杯スプリングC
3-04 レッドモンレーヴ(蛯名正義)
(5-09)ダノンスコーピオン(福永祐一)
8-14 バルサム(ノート)
8-(15)ウインマーベル
「面白いですね!」
真一郎が言った。
「55回の1着が『15番・ノート』で、今年の8枠が『ノート』と『15番』の同居」
みんながうんうんと頷いた。ギョニ子が言った。
「でもこの年を参考にするなら、『5枠9番・福永祐一』が一致するダノンスコーピオンが浮上。そして、蛯名正義の一致からは4番レッドモンレーヴも出てくるわね」
◎15番ウインマーベル
注04番レッドモンレーヴ
注09番ダノンスコーピオン
■ イスラボニータ
「そう言えば、プルパレイにも注目していましたね」
マスターが言った。
「キタサンブラックのラストラン前日、イスラボニータも阪神カップでやはり有終の美を飾っていた。キタサンブラックもイスラボニータも『1枠2番』だった」
みんながそれもありましたねと頷く。
2017/12/23(土)阪神カップ
(1-02)イスラボニータ 1着
※イスラボニータ ラストラン
2017/12/24(日)有馬記念
(1-02)キタサンブラック 1着
※キタサンブラック ラストラン
京王杯スプリングC
4-06 プルパレイ(父イスラボニータ)
◎15番ウインマーベル
注04番レッドモンレーヴ
注06番プルパレイ
注09番ダノンスコーピオン
■ 松尾芭蕉
「プルパレイの名前が出てきたのなら、これもあげなきゃね」
麗子ママが言った。みんなが注目する。
「見上愛と土佐兄弟の動画。第2弾がアップされてたんだけど、第1弾では伊能忠敬にふんしていた弟が、今度は松尾芭蕉を演じてるの。松尾芭蕉といえば『奥の細道』よね?」
4/14 福島10R
奥の細道特別
1着:8-16 フルール
2着:4-07 シリアルノヴェル
3着:3-06 メイショウウネビ
京王杯スプリングC 15頭
(4)-(06)プルパレイ
(8)-15 ウインマーベル(逆16)
「なるほどなあ」
タコ社長が言った。
「ウインマーベルとプルパレイの枠で決まったら、奥の細道特別の枠連4-8がドンズバってわけだ?」
みんながなるほどと頷いた。
◎15番ウインマーベル
〇06番プルパレイ
注04番レッドモンレーヴ
注09番ダノンスコーピオン
「ウインマーベル以下は、暫定で対抗がプルパレイ。注目馬にダノンスコーピオンとレッドモンレーヴとしておきましょう。このさいだから、挙げられるサインは挙げてしまいませんか?」
マスターの提案にみんなが同意した。検討再開は、10分間の休憩後となった。
■ キレナイカ
「東京8Rで隠れ取消があるわね?」
休憩後、口火を切ったのはギョニ子だった。土曜東京8Rで、キレナイカが枠順確定前に取り消しているという。
5/11(土)東京8R
キレナイカ(横山和生・須貝尚介・金子真人)
(前走:6番・3着・516K)
「横山和生なら4番レッドモンレーヴ。前走の馬番と厩舎の一致ならプルパレイね」
3-04 レッドモンレーヴ(横山和生)
4-(06)プルパレイ(須貝尚介)
「いいですね!」
マスターが言った。
「レッドモンレーヴを暫定の▲にしましょう」
<暫定 印>
◎15番ウインマーベル
〇06番プルパレイ
▲04番レッドモンレーヴ
注09番ダノンスコーピオン
真一郎が言った。
「取り消したキレナイカですが、誕生日が2月26日ですね。2月26日に出走していた馬が何頭かいそうですよ」
マスターがさっそくパソコンを操作した。京王杯スプリングカップでは、4頭がヒットした。
2-02 リュミエールノワル
(2022/2/26 未勝利1着・横山和生)
2-03 ソーヴァリアント
(2023/2/26 中山記念9着)
7-12 メイショウチタン
(2023/2/26 阪急杯15着)
7-13 ダディーズビビット
(2023/2/26 阪急杯2着)
「2枠と7枠に固まったわけだな・・・なんだか収集がつかなくなってきたぞ!」
タコ社長が腕を組み、眉根を寄せて言った。
<暫定 印>
◎15番ウインマーベル
〇06番プルパレイ
▲04番レッドモンレーヴ
注02番リュミエールノワル
注03番ソーヴァリアント
注09番ダノンスコーピオン
注12番メイショウチタン
注13番ダディーズビビット
■ アントニ・ガウディ
15番ウインマーベルが人気サイドだけに、できれば相手は絞りたいところだ。今までに挙がった馬たちすべてに流すとなると、的中できたとしても旨味は少なくなる。
10分ほど議論が続いたが進展はなかった。そのとき、ギョニ子がポツリと言った。
「5番のクリノガウディー。この馬には悪いけど、まだいたんだなあってふと思ったの。幻のGⅠ勝利からもう何年たつかしら?」
みんながそうだなと賛同した。前走の京葉ステークスは、実に2年ぶりの出走であった。和田竜二騎手で1位入線も、4着に降着した高松宮記念は2020年、4年も前のことである。
「ガウディーってアントニオ・ガウディのことでしたよね?」
真一郎が言った。マスターが頷く。
「しんちゃん、それであっていると思いますよ。別名アントニ・ガウディ。冠名プラス人名よりとなっていますから」
「アントニオ・ガウディについて調べてみたら、最期は路面電車に轢かれて亡くなってるみたいですね・・・」
みんながおおという声を挙げた。
京王杯スプリングカップは鉄道関連レースである。クリノガウディーに何か役割があってもおかしくはない。さっそくみんなで調べたところ、鉄道関連レースでは隣の馬が走っていることがわかった。
<クリノガウディー 鉄道関連レース>
2019 京成杯AH
2-03 カルヴァリオ 4着
2-04(クリノガウディー)7着
3-05 ストーミーシー 6着
2020 阪急杯
3-05(クリノガウディー)7着
3-06 フィアーノロマーノ 2着(隣)★
2021 阪急杯
4-07(クリノガウディー)9着
4-08 レシステンシア 1着(隣)★
2021 名鉄杯
7-14 フォーテ 2着(隣)★
8-15(クリノガウディー)15着
2022 阪急杯(14頭)
8-14(クリノガウディー)14着
1-01 トゥラヴェスーラ 2着(隣)★
「これは使えるかもしれませんね。関東のレースである京成杯オータムハンデが不発だったのは気になりますが、その後は4戦連続隣が走っています」
京王杯スプリングC
3-04 レッドモンレーヴ(隣)
3-05(クリノガウディー)
4-06 プルパレイ (隣)
<暫定 印>
◎15番ウインマーベル
〇06番プルパレイ
▲04番レッドモンレーヴ
~~~
注02番リュミエールノワル
注03番ソーヴァリアント
注09番ダノンスコーピオン
注12番メイショウチタン
注13番ダディーズビビット
「アントニオ・ガウディが携わっていたサグラダファミリア。確か2026年にようやく完成するっていうニュースがあったわよね?」
麗子ママが言った。
タコ社長が大きく頷いて言った。
「なるほどなあ。もう8歳馬のクリノガウディーだが、2年休ませてまで復帰させたのは、サグラダファミリア絡みの役割があるのかもな?」
みんながうんうんと頷いた。マスターが言った。
「期待値的に来てほしいのはプルパレイですが、確実性を取るなら昨年の覇者レッドモンレーヴかもしれませんね。枠の3-8ならば、2月26日出走歴ありの馬たちがいる枠の、隣枠同士ということになります」
2-02(2月26日出走歴あり)
2-03(2月26日出走歴あり)
3-04 レッドモンレーヴ
7-12(2月26日出走歴あり)
7-13(2月26日出走歴あり)
8-15 ウインマーベル
■ ジェニュイン
マスターが続ける。
「ウインマーベル1着、レッドモンレーヴ2着なら、昨年の1.2着の入れ替え決着。これって桜花賞のステレンボッシュとアスコリピチェーノと同パターンになりますね」
ああそうかと真一郎が声を挙げた。
「ゴジラvsやす子が示唆する『55』・・・UMAJOの新CM『ゴーゴー』から、1995年のクラシックに注目したんでしたね!」
みんながそうだったと声を挙げた。
1995 第【55】回 桜花賞
1着:8-18 ワンダーパフューム
2着:8-17 ダンスパートナー
※1.2着ゾロ目
1995 第【55】回 皐月賞
1着:3-06 ジェニュイン(染め分け)
2着:4-07 タヤスツヨシ
※接触目・ダービーは1.2着入れ替え+7枠ゾロ目かつ接触目
「思い出したわ!」
ギョニ子がポンと手を叩いて言った。
「今年の桜花賞と皐月賞にしっかり反映されてたのよね?」
2024 桜花賞
1着:6-12 ステレンボッシュ
2着:5-09 アスコリピチェーノ
※阪神JFからの直行組、かつ1.2着入れ替え
2024 皐月賞
1着:7-13 ジャスティンミラノ(逆6)
2着:6-12 コスモキュランダ (逆7)
※接触枠かつ接触目
※逆6→逆7(ジェニュイン→タヤスツヨシは正6→正7)
みんながうんうんと頷いた。麗子ママが続く。
「第55回皐月賞のジェニュイン。『3枠6番・染分け帽』・・・これってホームページのトップ画像、昨年のソングラインと同じだわ!」
2023 ヴィクトリアマイル
1着:(3-06)ソングライン(染め分け)
2着:8-16 ソダシ(前年1着馬)
3着:1-02 スターズオンアース
みんながおおという声を挙げた。マスターがまとめる。
「ゴジラvsやす子動画のアップで再度『55』を示唆。トップ画像からも示唆される『第55回』皐月賞、そしてその次のダービー。接触目、ゾロ目、1.2着入れ替え・・・昨年の1.2着入れ替えであるウインマーベルとレッドモンレーヴ。この2頭に3連系は接触目、ゾロ目を絡ませるというのはどうでしょう?」
みんながうんうんと頷き、スナック忘れな草の勝負馬券が決まった。
スナック忘れな草
京王杯SC 勝負馬券
◎15番ウインマーベル
〇04番レッドモンレーヴ
▲06番プルパレイ
注05番クリノガウディー
注14番バルサムノート
馬単:15→4
枠:8-(3.4)2点
ワイド:6-(4.15)2点
3連複:(4.15)-(5.6.14)3点