ウサギを買うかどうか悩んでいる人へ(ウサギの飼い方)
こんにちは
ウサギを飼い始めて1年半のウサギ飼いです。
今回はウサギを買おうか悩んでいる人に向けて1年半飼ってきた経験から、飼い始めるまでの準備、大変なこと、良かったことについて書いていきます。
ウサギの飼育について知りたい方は是非ご覧ください。
飼い始めるまでの準備
ウサギを飼い始めるにあたりやることはウサギ用品の買い揃え、またウサギが飼える家なのかどうか賃貸の方は管理会社に確認しておきましょう。
飼い始めてから飼えない環境だと分かるとせっかく買ったウサギとお別れになるかもしれません。
そうならないためにもはっきり飼えると言えない場合は確認必須です。
はじめに買うウサギ用品は、ケージ、餌箱、給水器、ペットシーツ、トイレ、トイレ砂、かじり木です。
ケージは大体5000円から20000円くらいです。
ケージのサイズ、簡単に掃除ができるタイプかどうか、その他オプションで値段が変わります。
我が家は犬用のゲージをソアホック(足が赤くなる病気)防止の毛布を敷いて使っていますが、掃除が大変なので掃除が楽で大きさも変わらないタイプに変える予定です。
以上が最低限必要なものです。
後々必要になるものはキャリー、ブラシ、爪切りで、キャリーは病院に行ったり、お出かけ用に、ブラシは換毛期のブラッシングに、爪切りは爪が伸びてきたときに使うので随時買い足していきましょう。
ケージを8000円程度にしていれば20000円ほどで全て揃うはずです。
病院探し 病気の悩み
ウサギは犬猫と比べて買っている人が少ないのでその分専門の病院も少ないです。
自分が住んでいる地区の病院を病気になってしまう前に調べておきましょう。
よくある症状としては鬱滞、下痢、ソアホック(足の裏が赤くなる)、不正咬合、骨折などです。
高齢になってからは病気になると大変らしいですが、うちの子はまだまだ元気でイマイチピンと来ません。
人間と同じようなものだと思います。
ペット保険もあるようですが、月々に費用がかかるためお財布と相談する必要があります。
また、生殖器は病気の原因になりがちで女の子は避妊、男の子は去勢することになりますが、手術によるウサギへの負担と、将来病気になる可能性とを比較すると一長一短です。
どうしたほうがいいかはかかりつけの獣医さんを見つけて必ず相談をしましょう。
買った場所と値段
私がうちの子を買ったのは、ホームセンターで、品種はミニウサギ(いわゆる雑種)で値段は8000円でした。種類や専門店の血統書付きかどうかで10万円ほどにもなるようです。
あとは成長度合いによっても値段が変わります。赤ん坊の時の方が基本的には高いです。
月にかかる費用
月にかかる費用は餌、ペットシーツの代金です。
餌はペレットと牧草で、それぞれグレードがあって高いものは高いですが、それでもお店に並んでいたりネットでオススメものを買えば大体月に5000円程度です。
ものによっては食いつきが違うようですが、買った時にお店であげていたものを買えば基本的には問題ないはずです。
我が家は基本的にはこれだけですが、この他にもウサギグッズを買ったり病院に行ったりすればその都度お金がかかります。
普段どんな世話をしてるか
普段は朝夜の餌やりと、無くなった時の水やり、溜まった時のトイレ掃除、週1、2回のケージ掃除、部屋の中の散歩をしています。
かかる時間は1日平均30分で構う時間を長くすればその分長くなります。
散歩の時は何か食べたりしないか、いたずら、粗相をしないかを見るのでずっとつきっきりでなくても問題ないです。
ここからは普段一緒に生活していて大変なことを書いていきます。
なんでも噛むからボロボロになるものが多い
ウサギは本能で物を齧るので齧れるものはなんでも齧ります。
代表的なのはケーブル、コンセント、カーペットなどの布、木製のモノです。
カバーをつけるなどの対策をしなければ今ご自宅にあるもののどれかは犠牲になるでしょう。
ケータイの充電ケーブルはよくやられます。
家の壁紙もかじるので、修繕する必要も出てきます。
コンセントのケーブルなど、感電の恐れのあるものは特にきちんとカバーをしておきましょう。
我が家では、ライトニングケーブルが3本ほど、スマートウォッチの充電コードが2本、カーペット1枚が犠牲になっています。
うんこおしっこ問題と部屋の汚れ
トイレは覚えます。ですが完璧になることはないと思ってください。
うちの子はペットショップで覚えていましたが、覚えてない子は覚えさせる必要があります。
おしっこを拭いたティッシュなどを噛まないようにトイレに入れて覚えさせてあげましょう。
部屋は多少汚れます。
ケージの中でおしっこをしますが、マーキングのおしっこの時は飛び跳ねたりするので壁についたりします。すぐに拭けば問題ないですが、気づかないうちにしていて時間が経つとシミになることもあります。うんこもケージの中でしたのを蹴ってしまったりして外に出てきてしまいます。
ケージの中ではそんなに大変ではないですが、運動のために部屋を散歩させるときは部屋の中でしてしまうので、おしっこをしそうであればある程度の時間でケージに戻してあげましょう。
ソファやカーペットにしてしまうこともあるのでカバーをお勧めしておきます。
旅行に行けない
何かあると助けが必要なので長期の旅行には行けません。餌と水を大量に準備し、トイレも掃除していけば1日は大丈夫ですが、不安な方はペットホテルに預けたりする必要があるでしょう。
抜け毛
ウサギは寒くなる時期と暑くなる時期に換毛期があり、大量の毛が抜け落ちます。その時にはブラッシングをして毛を大量に飲み込まないようにしてあげましょう。ウサギの毛は細く短いので服についてたり、部屋のあちこちに飛んでいくのでこの時期は掃除がより大変になります。
爪切り
ウサギは自分で爪を研ぐことがないので切ってあげる必要があります。ここが一番苦労する人が多いと思います。いまだに私も爪切りは慣れませんし緊張します。
ウサギが暴れると深爪してしまい、血が出てしまうので慣れないうちはしっかりと抱えて切っていきましょう。
最後に飼っていて良かったことを紹介します。
とにかく可愛い
ウサギを買おうと思っている人ならウサギを可愛いと思ったことがあるはずです。
まさにその通りで、なついてくると足の周りをくるくる回ったり、後をついてきたりする姿はとても可愛らしいです。
頭を撫でられるのが好きなので自分から頭を下げて「撫でてアピール」をしてきたり、散歩の最中に興奮して飛び跳ねたりして、一緒に過ごしていくほど可愛さは増していきます。
世話は必要ですが犬や猫ほどではないので初めてペットを飼う人にもお勧めできます。
抱っこは苦手な子もいるので絶対できるとは限りませんが、一緒に暮らす家族としてウサギをお迎えするのは本当にいいものだと飼い始めてから思うようになりました。
以上で今回の内容は全てです。
内容をまとめた動画も作成していますのでよければご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を読んでウサギを飼うことをより検討していただければ幸いです。
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