就労移行支援の定着率は

就労移行支援を卒業したその後の話「就労定着率や就職後の定着支援」について説明していきます。

  • 就労移行支援の卒業生と障害者平均の定着率の違い

  • 就労定着率の定義や計算方法

  • 大手/中堅5社の定着率比較

  • 辞めた後、就職したらどうなる?

  • 就職後6か月の定着支援

就労移行支援事業所の就労定着率

就労定着率とは?計算方法は?

就労定着率とは「就職後のある時点において何割の人が退職せずに働き続けられているか」を表す指標です。

職場定着率とも言います。

就職率と同じくらい大事な指標なので、事業所選びの際にはぜひチェックしておきましょう。

定着率が高いほど「就職後の仕事が長続きしている」と言えます。

定着率の計算方法は?

例えば、就職してから6か月後の職場定着率の計算方法は以下の通りです。

定着率 = 6か月後も仕事が続いている人数 ÷ 就職者数 × 100

6か月後や1年後が、よく定着率として計算されます。

「どの時点での定着率か?」によって数値が異なるので、就職実績を見る際は注意してください。

障害種別の職場定着率

精神障害者、発達障害者、知的障害者、身体障害者、それぞれの職場定着率には大きな違いがあります。

障害者全体の1年後の職場定着率は、平均で約60%です。

一番定着率が低い精神障害者は、就職後1年で2人に1人が離職していることになります。

障害者平均や就労継続支援A型B型との比較

「就労移行支援」と「就労継続支援A型B型」と「障害者平均」の職場定着率を比べてみました。

それぞれの就労支援の「仕事を長続きさせる」効果がわかります。

比較するとよくわかりますが・・

就労移行支援を卒業した人の定着率は、障害者の平均やA型事業所、B型事業所を大きく上回っています。

つまり、就労移行支援には「就職しやすくなる」効果だけでなく「就職後に職場定着しやすくなる」効果があるといえます。

特に定着率が低い精神障害者にとって、大きなメリットではないでしょうか?

事業所によって定着率は大きく違う

約7割の就労移行支援事業所では、職場定着率が80%以上ですが、定着率50%未満の事業所もわずかにあります。

事業所によって職場定着率が、大きく変わることに注意してください。

どの就労移行支援事業所を選ぶかが、非常に大切です。

就職後6か月の定着支援とは?

就労移行支援事業所では原則として就職後6か月まで、職場定着支援を行っています。

事業所が就職後も、利用者と連絡を取ったり、相談を受け付けたりして快適に仕事が続けられるようサポートしてくれます。


より豊かに、当たり前に人生を楽しめるように。
利用者様の一人ひとりの成長をサポートします。
川越市の就労移行支援、川越市就労継続支援A型、計画相談支援。

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