小岩神社の由緒や御祭神

JR小岩駅から江戸川方面へ歩くと『小岩神社』があります。
地元の人々から篤く信仰されてきた神社であり、年間を通して様々な行事が行われています。
そんな『小岩神社』の御祭神や由緒、境内摂末社、年間行事を紹介します。

これまでのあゆみ

『小岩神社』がある小岩の地は、かつて国府が置かれていた国府台に近く、開発が進んだ地域です。
1536年に『五社大明神』または『五社明神社』と呼ばれていた神社が下小岩村に遷座されたことをきっかけに、小岩の総鎮護として祀られることになりました。

江戸幕府が開かれた後となる1671年に本殿、拝殿の寄進を受けたのち、1840年に現在の地に移されています。
老朽化が進んでいた社殿ですが、寄付金によって1962年に現社殿に建て替えられました。

稲荷神社などの境内摂末社

『小岩神社』の御祭神は天照皇大御神・天児屋根大神・衣通姫大神・住吉大神・八幡大神が祀られている神社ですが、境内摂末社の数が多いことが特徴のひとつです。

境内摂末社として以下の神社が鎮座しており、稲荷神社には狐の置物が置かれていたり、狛犬や撫で石が設置されているなど、それぞれ異なる風合いの摂末社を見ることができるでしょう。

小岩神社で受けられる御祈祷

『小岩神社』では様々な御祈祷が受けられます。
ここからは、小岩神社で受けることができる祈祷を紹介します。

厄除、初宮、七五三など

受け付けている祈祷は子どもの安産祈願やお宮参り、七五三など子どもの成長を願う祈祷から神前結婚式での祈祷などです。
他にも合格祈願や必勝祈願などの願掛け、方位除けや八方除けといった厄除け、家内安全、交通安全、車祓いなどの安全祈願、そして無病息災などの祈祷などが行われています。

祈祷は毎日行われていますが予約制ではなく、申し込みを行った順に受付となっています。
受付時間は9:00~17:00で、祈祷時間は約15分です。また出張祭典による祈祷では地鎮祭や上棟祭、竣工祭など、建物にまつわるものですがこれ以外の祈祷も行われています。

特徴的な年中行事

『小岩神社』で行われている年中行事を紹介します。
小岩神社では2月の節分祭や8月に開催される例大祭が大きなお祭りです。
これ以外にも境内摂末社の例祭や七五三などがあり多くの人が訪れます。

六月と十二月の大祓

6月と12月は大祓の月です。
6月は『夏越大祓』、12月は『大祓』と呼ばれ多くの人が参拝に訪れます。
『大祓』とは、知らず知らずのうちに貯めてしまった穢れを落す行事です。この時期になると茅の輪と呼ばれる輪が神社に設置され、参拝者がくぐる姿が見られます。

茅の輪くぐりとは?

『小岩神社』では12月31日16時から、大祓の締めくくりとして『大祓並びに茅の輪くぐり』が行われています。
茅の輪くぐりとは、厄除けの力があるとされる茅(かや)で作られた大きな輪をくぐり、自身の厄を払う神事です。
希望者は人形(ひとがた)に家族の氏名、生年月日を記載したものを初穂料と共に神社へ納めます。

茅の輪の起源は『備前風土記』の蘇民将来の伝承からきています。
蘇民将来が、須左之男命からいただいた茅の輪を身につけて厄災から免れることができた、という言い伝えから、茅の輪が厄除けと無病息災をかなえるとされたのです。

小岩の街を見護る神社

『小岩神社』は、古くから小岩の地を見守ってきた由緒ある神社です。
大祓や節分祭りなど、年間行事に合わせた催しが多く行われているため、小岩を訪れた際は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

住所:東京都江戸川区東小岩6-15-15
電話番号:03-3657-6168

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