見出し画像

AGA治療薬って何種類あるの?

AGA治療薬を、大きく「守り系」「攻め系」と分類しましたが、ここからは実際のAGA治療現場で使われる7種類の薬について紹介していきます。

◆守り系の薬◆

画像1

◆攻め系の薬◆

画像2

守り系の治療薬①プロペシア

プロペシアは、守り系の中でもっともポピュラーなAGA治療薬です。
AGA発症のきっかけとなる5αリダクターゼ(Ⅰ型のみ)の働きを阻害し、薄毛の進行を予防する効果が期待できます。プロペシアの販売元であるMSDが行なった臨床実験では、プロペシアを3年間継続して服用した人の98%に薄毛予防の一定効果があると報告されています。副作用が生じる確率も1%以下と極めて少なく、効果と安全性どちらの面でも安心できる薬です。

守り系の治療薬②プロペシアのジェネリック

AGA治療薬として2005年に初めて認可を受けたプロペシアは現在、ジェネリック医薬品も販売されています。効能は先発薬のプロペシアとまったく同じで、価格は先発薬の2割ほど安く、効果や安全性は先発薬と変わりありません。2020年現在、プロペシアのジェネリックを販売している製薬会社は計8社です。

守り系の治療薬③ザガーロ

ザガーロは、2015年に厚生労働省から承認された比較的新しいAGA治療薬です。従来のAGA治療薬は、Ⅰ型の5αリダクターゼの働きを阻害するものですが、ザガーロはⅠ型とⅡ型両方の5αリダクターゼに働きかけます。プロペシアはⅠ型の5αリダクターゼのみに働きかける薬なので、プロペシアで思うような効果を実感できない場合、より強力なザガーロに切り替えて治療を継続することがあります。

守り系の治療薬④アルボブ

アルボブは、ザガーロと同じデュタステリドを主成分とした薬です。前立腺肥大症の治療薬ですが、ザガーロが発売されるまではAGA治療薬として使われていた経緯があります。近年は、AGA治療の目的でアルボブを取り扱っているクリニックはほとんどありません。

攻め系の治療薬①ミノキシジル

ミノキシジルは、もともと高血圧症の治療のために開発された薬です。この薬を服用した患者に多毛の症状が見られたことから、のちに発毛剤としての開発がスタートし、現在ではAGA治療薬としても使われるようになりました。ミノキシジルには、内服薬(ミノタブ)と外用薬があり、攻め系の薬の中でもっとも優れた効果を発揮します。どちらで治療を進めていくかは、薄毛の状態によって医師が判断します。内服薬の場合、治療経過や心臓、肝臓への負担を確認しながら、低用量のものから処方していくのが一般的です。

攻め系の治療薬②ロゲイン

ロゲインは、ミノキシジルを主成分としたAGA治療薬(外用薬)です。日本では、大正製薬の「リアップ」という発毛剤が有名ですが、ロゲインはリアップと同じ濃度のミノキシジルが配合されています。それでいて、リアップの1/3ほどの価格で購入できるので、コストを抑えて薄毛対策をしたい方から人気があるようです。ロゲインを個人輸入や通販で入手すると、副作用が生じた際に救済措置が受けられないので、クリニック以外で購入するのは避けるのが賢明でしょう。

攻め系の治療薬③アロビックス

アロビックスは、塩化カルプロニウムを主成分とした脱毛症の治療薬(外用薬)で、フロジン外用液という薬のジェネリック医薬品です。アロビックスには、頭皮の血管を拡張し、血行を促進することで髪の成長を促す発毛効果が期待できます。他の薬に比べて安く購入できる点は大きなメリットですが、AGA治療薬としての効果はミノキシジルに比べると劣ります。AGAだけでなく、円形脱毛症や壮年性脱毛症、症候性脱毛症など、幅広い脱毛症の治療に使われまています。
-------------------------------------------------------------------------------------
自毛植毛は皮膚科学会でも認められている信頼ある薄毛治療です。
日本全国に1000万人以上の薄毛に悩む人がいろと言われております。薄毛治療にはさまざまな方法があり、その選択肢の中からご自身に最良の薄毛治療を選ぶ必要があります。
アーツ銀座クリニックが行う自毛植毛は皮膚科学会でも認められている、医療機関が勧めるバランスのとれた薄毛治療です。お体の負担を最小限に抑え、薄毛に関するコンプレックスをスピーディーに解決し、より満足いただけるように考案された、最良の治療法と言えます。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?