Let's Groovin'!! オカソウのターン! Vol.1(岡村)
ご機嫌よう。Filmlandのオカムラソウタです。
ベーシストの自分は土曜日を担当することになりました。やったね。
さて、ベースを弾くしか能がない飲酒以外趣味もない僕が語ることといえば一つですね。
題して「 Let's Groovin'‼︎オカソウのターン!」
ここではFilmlandでのベースフレージングにあたって影響を受けたアーティスト、
最近ビビッときたナイスグルーヴな楽曲・アルバムをゆるく語っていきます。
タイトルは完全に「ハライチのターン!」のパクリですね。ごめんなさい。
ようやく本題に入りまして
初回はやっぱりこちら!
実に4年半ぶり、MVを公開しました!👏
ひとまずこの楽曲のベースライン制作にあたって影響を受けたアルバムを話します。今回は音色面にフォーカスして影響を受けた1枚を紹介。
Violet Street/Local Natives
・Apple Music
・Spotify
LAのインディーバンドLocal Nativesの4枚目のアルバム。
デビュー当初からFleet Foxes、Vampire Weekendに次ぐUSインディーとしてメディアに取り上げられていて楽曲洗練度がかなり高いバンドですね。
僕がUSインディーにハマるきっかけになったバンドで、特にこの『Violet Street』は2019年のリリース当初から今もずっと愛聴しています。
どうやらメンバー全員がRadioheadの大ファンみたいで、どこか美しく神秘的な雰囲気も感じさせるバンドです。UKばっかり聴いてた自分にもビビッときちゃいました。
特にこのアルバムは伸びやかなボーカルメロディとコーラスのハーモニーが心地よく、フォーキーな要素も見え隠れするようなインディポップ色強めな印象。
そしてアルバムを通して個人的に感じた1番のフックが、美しいウワモノの裏で刻み続ける巧みなビートアレンジと図太いベースサウンド。
楽曲の随所でパーカスがふんだんに使われていて、民族的かつアフロっぽいアプローチがマジで最高。ループの中でジワジワアガる。
そしてベース。近年のインディによくあるコンプがかった硬質なサウンドを踏襲しつつもアップデートされてるように感じましたね。
アップライトっぽさもある枯れた感じのピッキングニュアンスと重厚なローが絶妙な塩梅で同居していて超気持ちいいです。これで白飯三杯は食える。個人的にはこういったサウンドがもう暫くトレンドであって欲しいですね。
今回『Full Swing』のベースアレンジの際に音色面ではこういった要素を参考にしました。
Cメロの一節は試行錯誤の末、one cotrolのRed Bass Preampを使用。アップライトっぽさを出しつつブリッジにミュート材をかまし、実際にベースを縦置きして指板上で指弾きしました。少しだけ近い雰囲気出てると思います。まだまだ精進の余地ありですが。
さて、制作裏話はこのぐらいにして前述の『Violet Street』から特にオススメの2曲を紹介しますね。
イントロからキャッチーなベースフレーズに掴まれ、ミッドテンポのダンサブルなビートで心地良くなれる1曲。多重コーラスで飛ぶぞ。
・Shy (No.7)
この曲はドラムとパーカスのレイヤーがヤバイ絡み方してます。さらに音源ではPan振りが凝られてて臨場感MAX。
一貫して地を這うベースがまたカッコイイ。
楽曲が後半に展開するにつれてギターとブラスシンセが重なりダイナミクスがブチ上がります。
以上、こんな感じで初回のアルバム紹介は『Violet Street/Local Natives』でした!
結構有名なバンドですが、他にもいい曲沢山あるんでこの機会に是非聴いてみて下さいね。
サタデーナイトにまたアオウ!!
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