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個人ページ たみ編

こんにちは。3回生の多美です。

ここでは、私の写真展に対する思いと、皆さんにお伝えしたいメッセージをお届けしようと思います☺︎

FILMが写した世界  〜今の東北を伝える〜

何度も何度も話し合いを重ね、「伝える」をテーマに作り上げてきた写真展。
オンラインで開催するというのも、FILM初の試みでした。

今の私たちにしかできない、私たちらしいテーマだな、と思います。

いかがでしたか?東日本大震災から9年を経た東北の今、私たちの想い、伝わりましたでしょうか?


まっすぐ強く立ち続ける一本の松
優しく、温かく、手を取り合う人と人
どこまでも広がる海の青
ずっと変わることのない想い
前に、未来に、進む復興の最前線

「伝える」というのは実は簡単なことではなくて、自分たちが見てきたものをそのままお見せすることはできないし、出会った人々の思いや聞いたお話をまるごとお届けすることもできません。

それは、足を運んで、この目で見て、この耳で聞いた私たちだけが、それぞれの心の中に持って帰ってきたものだと思うからです。

だからこそ、何を伝えたいか、どのように伝えるか、たくさん試行錯誤をしてきました。

写真と文字を媒体として、この写真展の中で何か一つでもあなたの心に響くものがあれば大成功だな、と思っています。


この地で生きてきた人たちが何を見て、どんな思いでこの9年間を過ごしてきたのか。
それは簡単に測り知れるものではありません。

お話を聞かせていただく中で、私の心に留まったキーワード。

「後悔しないように生きる」

この言葉の背景には、東北で出会った誰もが少なくとも1人以上のお知り合いを亡くされているという事実があります。


「またすぐに会えると思っていたのに。もっとたくさん伝えるべきことがあったのに…。」
「家に帰ったら、まずは家族に感謝を伝えてください。」

お話してくださったことを、心の中で何度も噛み締めました。

きっと私は、当たり前を当たり前だと思いすぎていたのかもしれません。
当たり前のように明日が来ることを確信していたのかもしれません。

でも、今は少し違います。

日々の小さなできごとも 丁寧に切り取って、愛していこう、と思うわけです。

ありがとうも、ごめんなさいも、だいすきも、後回しにしないで ちゃんと伝えていこう、と思うわけです。

もしかしたら相手に「いきなり何?」と思われるかもしれないけれど それでも、です。

予期せぬできごとが起こった時に後悔しないように。大切な人を守ることができるように。今できることは今のうちに。

そうすればきっと、もう少しだけ自分に素直でいられるような気がします。

大切なことを後回しにしていませんか?
このままで後悔しませんか?

もし1つでも引っかかるものがあるなら、今がチャンスかもしれません。
「きっかけ」って大事ですよね。
このページを閉じたらすぐに、行動に移してみてくださいね。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
FILMのメンバー、東北で出会ったみなさん、そしてあなたに、感謝を込めて💐  2020/08/07

FILM 3回生  梶永 多美(かじなが たみ)

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