民泊 津田さん宅
津田さんとは長い間ご縁があり、毎年あたたかく迎え入れてくださいます。
今年もまた来られたなぁと、実家に帰ったような嬉しい気持ちでいっぱいでした。
「FILMの子がどうしてもって言うんなら仕方ねぇよなぁ〜」 なんて言いながらニコニコ笑顔のお父さん。
「遠いところよく来たね、いらっしゃい。」と包み込んでくださるお母さん。
津田さんは、ご自身で海に出られています。
朝ご飯も夜ご飯も、テーブルの上には海の幸。
成人式の写真を見てもらったり、将来の話を聞いてもらったり…しあわせってこういうことなんだろうなぁ。
かけがえのない夜のひと時でした。
次の日朝、津田さんの船に乗せて頂き海へ出ました。
海側から見る陸前高田の街は、また少し違って見えたことを覚えています。
牡蠣の養殖が行われている陸前高田市。
津波で流された牡蠣は、今でも岩に引っかかったまま残されています。
ある一定のラインまでなぎ倒された木々。
海から見た陸地です。
上:2018年8月 下:2020年1月
少しずつ、確実に、変わっていく街。
津田さんのご自宅から見える景色です。
今年もたくさんの優しさと温かさで私たちを受け入れてくださった津田さん。
別れ際に「また来年も。」と言ってくださったこと、きっとずっと忘れません。
また帰ってきます、来年も。
本当にありがとうございました。
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