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Fillyjonk Journal vol.1 アトリエの1日 「朝のスタートはラジオ体操から」

ここでは、Fillyjonk(フィリフヨンカ)のジュエリーが生まれるまでのストーリーや制作について、ものづくりをしている友人たちのことなど、Fillyjonkの活動とその周辺の世界についての記事が更新されます。


フィリフヨンカは、建築と彫金を学んだデザイナー兼森周平・平岩尚子によるジュエリーブランド。異世界に思いを馳せたり、過去を懐かしんだり、小さな発見があったり、自然を敬ったり──そんな「思いを馳せる時間」をコンセプトにものづくりをしています。今回の記事では、上野と浅草のあいだにあるアトリエ(土曜日だけショップ営業)での制作の1日をのぞいてみます。

アトリエショップの入口ではさまざまな植物が育てられています。

10:00 a.m.
アトリエでの1日は植物への水やりや掃除をし、みんなでラジオ体操(第2まで!)をしてスタートします。ラジオ体操はからだ全体がほぐれるので、昨日の制作でバッキバキな肩をスムーズにし、やる気スイッチが入るそう。

10:15 a.m.
いよいよ午前中の仕事開始。一軒家のアトリエの2階にある事務スペースで、スタッフ全員でメールのチェック、今日1日の制作のスケジュールや役割などを確認します。フィリフヨンカでは、いただいたメールの全てをスタッフ全員で確認・共有し、お問い合せにそったご提案や修理方法などを細かく検討してお返事しています。

この後、年に2回ほど「ゼミの日」と呼ぶ、それぞれの研究テーマを発表する勉強会を開催することもあるそうで、それはまた別の機会にご紹介します!

お掃除が何より大事!綺麗にすることは勿論のこと、植物や状態や工具の消耗チェックだったり、どこに何があるかの共有や、ここに引き出しあったら便利だなって思いついたり、仕事効率化のすべてがつまっています。
事務所ではそれぞれのデスクでメールチェクや資料の確認などを。
今日は兼森さんがパソコンの移管作業をしています。

12:00 p.m
午前中のミーティングを終え、パソコン仕事をひと段落させて早めのランチに行く人、制作をキリのいいところまで進める人、それぞれのペースで制作がスタートします。

フィリフヨンカのものづくりは分業制ではなく、制作から販売までを全員が行なえるようにしています。スタッフが全ての工程を理解しているので、お客さまからのお問合せにすぐに答えることができたり、簡単なメンテナンスだとその場で対応できることもあります。

フィリフヨンカはメンバー全員が、制作から販売まですべての工程をできるよう、日々勉強しています。

お昼を終えてから制作モードに入っていることが多いです。午前中に雑務を終え、頭の中を一度スッキリさせ、制作に向き合います。良いものづくりをする為に集中力を高める事が結構大変!午後にお問い合わせ頂いた場合、お返事が翌日になってしまう事がたまにあります。そんな日は制作モードオンな日なので、どうぞ温かい目で返事をお待ち頂けるとありがたいです。

2階では事務やワックスで原型を作ったりします。

15:00 p.m
ちょっと疲れてきたら、窓辺にある旅先で手に入れたオブジェなどを眺めることも気分転換や新しいアイディアが浮かぶきっかけに。

17:00 p.m
お届けするお荷物の集荷や、アトリエでは出来ない加工をお願いする工場さんの受付締め切りの時間18:00 p.m.に向けて慌ただしくなる時間です!こどもの保育園のお迎えもあるし、急げーーー!! でも丁寧に◎丁寧に◎

孤高のアイドル犬・ぱんちゃん。配送業者さんには特に吠えます。集荷の車のエンジン音だけで存在に気づくことができます。

19:00 p.m.
お疲れ様でした!繁忙期やイベント直前は遅くまで制作、ということもありますが、通常は19:00に作業を終え、それぞれアトリエを後にします。ワックス制作のあとは顔がテッカテカ、仕上げの制作をたくさんやった人は手首や肩が疲れてたり指先がジンジン。今日もやりきった達成感とともにあっという間に1日が終了です。



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