たまには社長もする１日[2024年6月27日]

これでも会社を持っている身なので、ときどきシャチョー業に時間を使う必要が出てくる。書類を提出したり、納税したり、の事務作業である。

２年に一度あるのは、東京法務局に書類を取りに行くこと。毎回、この時期に行くのだけど、竹橋駅からの道のりが尋常じゃなく暑い。行く時間帯が悪い私のせいなのだが。でも、今年は大きな低気圧がくる直前だったせいで、予想外に涼しく助かった。

会社関係の書類は、ネット経由でも取得できるものが増えてきたけど、そのサービスを利用するためのID登録が面倒なうえに、読み込むための機械も必要だったりして、うちのような超零細企業では取得しても利便性を感じない。

おまけに今日は、「納付にPay-easyを使ったらどうか」という税理士さんのアドバイスで、Pay-easy納付にチャレンジしたたら、入力に必要な数字がどこにあるのかわからなくて、途方に暮れた。ATMでスマホを見ながら悩む私は、振込詐欺に引っかかった人間に見えそうな不審さである。結局、うまく納付ができずに帰ってきた。

デジタル機器やネットサービスに弱いほうではないし、機械を通すことで事業を処理する側は便利になっているのだとは思う。でも、対人なら簡単に済むことがよけい面倒になってないか、と思うことも増えている気がする。