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3行で終わらない日記[2013年11月19日]

iPad Proを買ったのも、絵を描きたいのが動機だった。いろいろドローイングアプリを使ってみて、今、愛用しているのはAdobeのFresco。デジタルなら、レイヤーが使えるし、やり直しもしやすい。下手でもデジタルが補ってくれるのは、絵を描く楽しさを増してくれた。

そんな「もしかして、絵が上手くなった?」思い込みに勇気づけられ、今日は上野の森美術館の1日アートスクールに行ってきた。テーマは「万年筆で描く身近な小物」。Frescoにも応用できそうな技術と知識が得られればいいな、という軽い気持ちだった。

クラスは、先生が用意してくれた写真を見ながら、午前と午後に1枚ずつ絵を描いていく。ぬいぐるみや人形などが写った写真プリントが20枚くらいあったのに、私が選んだのは、午前も午後も金属でできたもの。先生から「地獄(描くのが大変の意味)」と言われてしまった題材だった。

それでもなんとか描いて提出。講評もしてもらえるし、他の生徒さんの作品を見るのも、先生の講評を聞くのも勉強になるし、とてもいい授業が受けられたと思う。

いろいろ技術的なことも学んだのだが、先生が強調していたのは「毎日、描くこと」だった。時間ができたら描く、ではなく、とにかく1枚でも毎日、描き続けることしか上達の道はない、ということだった。365日、毎日、描けば、ものすごく上達するらしい。「やっぱりコツコツやることなんだよなぁ」としみじみ。文章と一緒である。

今日の講師、古山浩一先生は、万年筆画の解説書も書いている。万年筆は、超お手頃価格のプレピーの極細EFを使う。インクをカーボンインクにするのがコツの一つ。水性インクだけど、滲みにくいのだと思う。今日の私は色鉛筆で彩色したけど、クラスの用意するものには、水彩絵の具もあったので。

万年筆画の教科書 初級編

https://www.amazon.co.jp/dp/4808712776?ref_=cm_sw_r_ud_dp_GQQH7M40CRF612CYJ0R0

仕事に関するもの、仕事に関係ないものあれこれ思いついたことを書いています。フリーランスとして働く厳しさが増すなかでの悩みも。毎日の積み重ねと言うけれど、積み重ねより継続することの大切さとすぐに忘れる自分のポンコツっぷりを痛感する日々です。