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ルサージュ『恋するオルランド』解説&第5部1章

解説

原題はNouvelle Traduction De Roland L'Amoureux。原文はフランス語。刊行は1721年。作者はアラン-ルネ・ルサージュ。ボイアルド『恋するオルランド』を散文として翻訳した作品である。あらすじはボイアルド『恋するオルランド』と変わらないが、マンドリカルドが「タタールの皇帝」になっていたり、ヘクトールの武具を獲得する功業でアンドロニーという仙女が登場したり、本来であれば『狂えるオルランド』で描かれているマンドリカルドとオルランドの決闘があったりと少し設定が異なっている。

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