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翻訳『狂えるオルランド』第27歌

※『狂えるオルランド』の中でマンドリカルドが登場する部分を抜粋してイタリア語原文から翻訳。

あらすじ

マンドリカルドとロドモンテはドラリーチェを追ってパリに到着する。さらにグラダッソとサクリパンテの2人に加えてマルフィーザとルッジェーロの2人がサラセン勢を救援しようと次々にパリに到着する。その一方、シャルルマーニュの軍勢はオルランドとリナルドを欠いていた。オルランドが狂乱してしまった一方、リナルドもアンジェリカの行方を探しに行ってしまったからである。サラセン勢はシャルルマーニュの軍勢を破ってパリに退却させる。大天使ミカエルは「不和」をサラセン勢の間に送り込む。争いが次々と起きてサラセン勢の陣営は紛糾する。アグラマンテはまずドラリーチェをめぐるマンドリカルドとロドモンテの対立を解決しようとする。ドラリーチェが夫になる者を選ぶことになった。その結果、マンドリカルドが選ばれる。憤然としたロドモンテは陣営を去って故国に向かう。旅の途中で立ち寄った宿でロドモンテは亭主から不貞な女の物語を聞くことになる。

6連~7連

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