アーサー・コナン・ドイル北極日記6月6日

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6月6日[訳注1]土曜日

ジョンはとても元気で活発だ。今日は非常にたくさんのイッカクを見たが、それは我々が望んでいる物ではなかった。朝食から夕食まで船橋で見張りを続けた。正午頃、我々は氷上に巨大なセイウチがいるのを見た。私とアンドリュー・ハルトンが出て行ってそれを撃った。体長は約9フィート[2.7m]でとても太っていた。我々が胃袋を切り開くと、たくさんのコウイカが詰まっていた。夜、船長はエクリプス号に行った。ここでは糞化石は血のような赤色であり、興味深い効果を発揮する。鳥が周りにたくさんいる。風が南向きになった。本当にわくわくする作業であり、緊張は最高潮だ。

訳注