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タスクシュート日記〜順算思考で期日目標は禁忌なのか?

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです。

 逆算思考ではなく順算思考で生活しようとは、私のnoteで何度かお話ししていることですが逆算思考を切り替えようとした時に、期日目標を立てることは全て逆算だ、と考える方もいるかもしれません。

 順算思考で期日目標を立てることは、本当にいけないことなのでしょうか?

 今日はこの辺りを掘り下げていきます。


順算思考でも期日目標を設定することは問題ない

 実は、順算思考でも期日目標を設定することは問題ありません。

 先日質問いただいた内容に、資格の勉強を4ヶ月で完了する、という期日目標は逆算なのか、というものがありましたが、こういう期日目標は大切なことですし、順算思考でも推奨されることだと考えています。

 ですが、期日目標をどのように扱うかによって順算にも逆算にもなり得ることなので、取り扱いには少し注意が必要です。

 先ほどの例では、4ヶ月で完了するのだから、1日これくらいの学習をしていけばよい、という考え方は逆算思考になるのであまりよくありません。
 1日の学習量を決めたからと言っても未来に確実にそれだけの学習ができるかは誰にもわからないからです。

 もしできなかったときは自分の気持ちに影を落として失敗したという暗い気持ちになってしまうことでしょう。それは避けるというのが順算思考の考え方です。

 では、期日目標は順算思考ではどのように捉えるべきなのでしょうか?

順算思考での期日目標はマイルストーンである

 順算思考で、期日目標はあくまでもマイルストーンだと考えます。

 マイルストーンとは、プロジェクトを完遂するための中間目標地点を指す言葉で、最終的に到達すべき地点までの中間目標だと考えるわけです。

 先ほどの例では、本来、資格を取ることが目的ではないと思います。その資格を使って別のことをするのが目的のはずです。それが就職であったり、転職であったり、副業であったり、ブログ発信であったりその先のことがあるはずです。

 だとすれば、資格を取る、というものはマイルストーンであり、その先に向けて積み上げる出来事であると言えます。まずこういう形で期日目標を設定します。

 その上で、その目標に向けて考えるべきことは、その中間目標に到達するために今日何をするべきか、という風に考えます。

 この際、できるだけ自分の不安を減少させる方向で考えると良いでしょう。

 この科目が苦手だからもう少しやっておきたい、とか、課題提出が近くなってきたからもう少しこの課題を進めよう、とか、今日は気分的に新しいことを始めたいので未着手のこの科目をやってみるか、とか。

 決して定量的に逆算はしません。今日何をやりたくて、何をやるべきと感じたのか。そこに集中することで、自分の不安感を消してそのプロジェクトへのやる気を強くしていくのです。

 順算思考においてはこの考え方が重要であり、全てでもあると思います。

 人間は、不安に囚われると自分のポテンシャルが低下します。下がったポテンシャルで行動すると失敗が増えたりしてさらに自己評価が下がります。

 それを避けて、自分のポテンシャルと最大限に活用する。そのための考え方が順算思考なのです。

最後に

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