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子供の可能性をあきらめず、親の希望をあきらめる勇気~子育て雑記

 おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!

 日曜日は子育て雑記!

 子育て雑記がある意味で一番タスクシュート認定トレーナーとしての私と最も遠い場所にある記事なのですが、それでも気にせず今日も今日とてタスクシュートなのです!

 そんな主張はさておいて、今日のテーマは子供の可能性と親の希望についてです。

 ゆっくりさんを子育てしているパパとなったからこそ見えてきたものでもあり、恐らく健常の子を最初から育てていたらこうはならなかったかもしれないなぁとも思っているポイントなのですが、納得するか受けいれるかは置いておいて、まずは耳にだけ入れておいてもらえればなぁと思います。


ゆっくりさんは凸凹の形を見極める所から始まる

 我が家の娘はゆっくりさん。得意領域と苦手領域がくっきり分かれ、得意領域は健常の子をしのぐことも多いですが、苦手領域はどうにも伸びません。

 そういう子がゆっくりさんなので、5年もたてばその状況を自然と受け入れるのですが、受け入れたとしても、ゆっくりさんは出来ないからという目線で見てしまうと、色々見失っていきます。

 先ほども言いましたが、ゆっくりさんは得意領域は健常の子のはるか上に行くこともあります。
 例えば、うちの子は身体能力が得意領域。保育園ののぼり棒をするする上って上がるそうです。

 他にも、家で一番好きな遊びはパパの体の上までするする登っていくこと。
 公園に行っても高い遊具に何とか登れないかと試行錯誤。富士山すべり台も、滑るところから何とか登れないかと試行錯誤を繰り返します。

 結果、身体能力は相当高い部類かなと思っています。
 これがまた、危ないことも多くなっていて、道をいきなり走り始めると、パパでもそれなりに頑張らないと置いていかれることすらあります。
 流石にまだまだ追いつけないことはありませんが。身長120センチ弱ですし。

 それでも、身長差40センチ以上あるパパにある程度とはいえ本気を出させる身体能力の高さはまさに得意領域と言えるでしょう。

凸の部分に興味を持つことが多いことに気付いた

 こういう得意領域は、自分でもできるという認識がありますし、何より周りのみんなに褒めてもらえるので、強い興味を示します。

 この事に気付くのも最近だったりもするのですが。

 得意領域に興味を示すので、体を動かすことを色々やらせてあげて得意領域はより得意になっていく。
 とはいえ、意思疎通がまだ難しいので、何かのスポーツを始めるわけにもいかないのが悩みどころです。

 それでも、娘の可能性の一つですし、そこをあきらめないために苦手領域が改善するように考えています。

 体を動かすと褒めてもらえると分かっているので、意思疎通も仕草やクレーンが多くなります。親としては言葉を発してもらいたい所ですが、うちの娘の一番の苦手領域が恐らく発語。

 親や先生、お友達の言葉すら、聞けば理解できていることは間違いないのですが、どうにも言葉が出てこない。

 本人の様子から、自分としてはしっかりやっているつもりだけれど、自分の認識と周囲のレベルが違いすぎて伝わらない。
 まさに、得意領域の真逆のことが起きています。

 苦手なこととはいえ、意思疎通に言葉を使うのは効率が良いので練習として色々促しのお手伝いはしていますが、そもそも伝われば仕草やクレーンでも問題ないと言えば問題ないのです。

 それでも、色々な場面で言葉を要求される現代では、最低限は言葉で意思疎通ができるようになってほしいとお手伝いをする日々。

 こんな育児生活ですので、親の希望は生活の最低ラインになってほしいという程度。その上のことは正直結構どうでもいいと考えているくらい。

 世間の育児では、小学校受験とか、中学校受験とか、将来いい高校、大学に入るために勉強をとか、色々考え始める時期なのかもしれませんが、我が家はそういうこととは無縁です。

親がこうなってほしいと思うことは親の都合に過ぎない

 そんななかで、ふと考えたことが。

 もし、世間が仕草やクレーンでの意思疎通も受け入れられる素地があるなら、苦手領域の発語は無理させなくてもいいのかもしれないな、と。

 こんな思い付きから色々なことに思考が飛び回るのは私の悪い癖。
 早速色々な思考が膨れ上がります。

 我が家は一般的最低限の会話コミュニケーションをしてほしい、と希望しているけれど、この希望って本来際限なく膨れ上がるものではないだろうか。

 自分の子は医者か弁護士になってほしい、いい大学に入ってほしいが、うちにはお金がないので国立大学限定で。そのために勉強はしっかりやるべきだ。それがこの子にとって一番の幸せのはずだ。

 これは、私が親に小さいころからよく言われていたことです。
 結果として、この親の希望の中で私が受け入れてかなえてあげられたのは、勉強はしっかりやるべきだだけでしたが。

 今は普通の会社員をやっていますし、大学ではなく専門学校へと進みました。
 それでも今は、慎ましいものながら、奥さんと一人の子供に恵まれて、幸せにやっています。

 つまり、親が子供にこうあってほしい、と思っていることは親の都合にしかすぎず、それが子供の一番の幸せとは限りません。

 親が見ることのできなかった夢を一番の幸せと思っているのかもしれませんし、今自分がそうあることが一番の幸せだから子供もそうあるべきだと思っているのかもしれません。

 でも、親は親、子供は子供です。

 何に興味を持つかはわかりませんし、傍から見てると苦労ばかりしているように見えても本人はとても幸せということもあり得ます。

 つまり、親が子供にこうあってほしいと思っていることは、ほとんどが親の都合に過ぎないのです。

 心から子供の幸せを思っていることは間違いないでしょう。

 でも、親に希望を押し付けることが子供の幸せにつながるとは限りません。

 極論、我が子にしても、本当は発語の練習よりも手話の練習をさせた方がいろいろなものに興味を持てるかもしれないのですから。
 ここはいつもいつでも悩みながら、今日もパパとママは最低限の発語練習はしているのです。

最後に

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