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医療保険は先の事を考えれば有用です

私は、医療保険に入った状態で難病が見つかりました。
この場合、難病が発症した場合であっても条件を満たせば保険金はおります。

つまり、医療保険は病気になる前に入るものなのです。
今回は、医療保険のことについて書いてみます。
なお、少なくとも現在の私は保険の募集人資格を持っていませんので、どこかの会社の回し者というわけではありませんので、安心してご覧ください。
(以前に同じことをしたら、回しものだったり客探しだったかもしれませんが)

医療保険にはどんな種類があるのか

共済と医療保険の違い

共済は非営利で組合員のための事業、保険会社は営利企業……など、語ろうと思えば色々語れてしまいますが、一番知りたいのは商品性だと思います。
なので、商品性に絞って書いていきます。

共済は、医療保険+死亡保険のセットで入る必要があります。
ただ、掛け金は年齢、性別問わず一定で、医療保険に比べると割安になります。
ただ、公的なセーフティネットがないので破綻した場合掛け金が戻ってくることはありません。
また、共済は終身タイプではないことが一般的なので、長生きしすぎるとその時点では保障がなくなっていた、なんてこともありえます。

それに対して医療保険は、死亡保険はついて来ません。
保険料も年齢性別によって変化し、共済に比べれば割高になります。
ただ、医療保険は終身タイプのものが一般的で、保険料の支払いについても、60歳払済や65歳払済、10年払済など、期間を限定して支払って、それ以降は支払わなくても保険期間は終身、という商品が結構あります。
また、生命保険契約者保護機構という仕組みがあり、生命保険会社が破たんしたとしても保険契約は継続します。

どちらを選ぶべきか

それでは、どちらを選ぶべきでしょうか?
人により返答は変わると思いますが、あくまで私の考えとしてお話します。

私は、子供が生まれた時に共済に入り、子供が高校に進学するタイミングで医療保険に切り替える、というのが一番いいと考えています。
それは、保険には入り時というものがあるからです。

医療保険の入り時はいつか

医療保険は早く入れば早く入るほど良い

それでは、医療保険の入り時について話しましょう。
医療保険は、早く入れば入るほど保険料が安くなります。
ですが、早すぎると大人と同じ内容の保険には入れません。
大人と同じ内容の保険に入れるのは、大体高校生になった時です。

とはいえ、子供であっても病気や入院をする可能性はあるでしょう。
その対策として子供が生まれたら一旦共済に入ります。
共済は、年齢性別によって内容も掛け金も変わりませんので、生まれたばかりの赤ん坊にとっては最適の選択になります。

早く入ればとは言ったものの最初に入る時と切り替えの時が存在する

そして、高校生になれば大人とほぼ同じ内容の保険に入れるようになりますので、この時点で医療保険に切り替えます。
そうすると、最も保険料が安いタイミングで保険に入り、60歳払済にしておけば、毎月の負担は少なくして60歳まで払えば一生の将来への備えができるようになります。
特約含めて全ての内容を選べるようにするには18歳ですが、15歳であれば、絶対に欲しい特約は網羅できるので、より安くなる15歳で入るのも一つの手です。
<参考:アフラックの場合>
15歳払込期間終身の場合:3,000円弱(だいたい2,800円前後)
18歳払込期間終身の場合:3,000円強(だいたい3,000円前後)
30歳払込期間終身の場合:4,500円弱(だいたい4,450円前後)
35歳払込期間終身の場合:5,000円強(だいたい5,300円前後)
40歳払込期間終身の場合:6,500円弱(だいたい6,400円前後)

ただし、子供の時に大病をしてしまったりすると、ずっと共済の方がいい場合もあります。
共済も医療保険も共通している大事なことがあります。
入った後であれば、どんな大病でも保険の対象になるのです。
なので、生まれたらすぐに共済に入っておくのは、子供のころの大病対策。
高校生で切り替えるのは、それ以降の大病対策と言えます。

どんなかけ方をすればいいのか

自分が必要と思う保障をかければいいが…

共済はパッケージなのであまり考える必要もないですが、保障内容を充実させようとすると医療保険で特約を組み合わせることになります。
では、どんなかけ方をすればいいのでしょう?

基本的には、自分が必要と思う保障をかけておけばいいと思います。
それでも判断つかないよ、という人のために、私の場合の考え方を書いておきます。

私の場合の考え方は

私の場合、入院給付金が日帰り入院で10万円付くように設定し、三大疾病払い込み免除特約に入ります。
また、総合先進医療特約にも入り、先進医療が必要になった時の選択肢を残しておきます。
また、私は男性ですが、女性だったとしたら、女性特定手術特約も入ります。

大体これ位かければ十分、と考えていますし、実際に私が入っている保険もこの内容です。
判断基準としては、絶対に必要と思える保険金を軸に、特約保険料がさほど高くなく、効果が大きい特約に絞って加入する、という判断です。
このパッケージを基本形にして、あとは自分の懐具合と相談して金額や特約を増やしていけばいいでしょう。

今回は保険について一通り書いてみましたが、最後に一つ大事なことをお伝えします。
大人が医療保険に入るとしたら、いつが入り時でしょうか?
それは、今です。今よりあとになると、それだけ保険料が高くなりますし、明日病気になったら保障がもらえない上にもう入れないかもしれません。
これは、事実であり、保険の募集人が口にする言葉の中で、最も大切で、最も正しいことなのです。


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