タスクシュート日記~タスクシュートは着手を重視したメソッドです
おはようございます。今日も今日とてタスクシュート、ふぃるです!
タスクシュートを効果的に使おうとしたときに少し意識を変えなくてはいけないポイントに、タスクシュートにおける先送り0の考え方があります。
頭では理解しても体がその考え方を受け入れ切れていないと、多少ストレスがかかりかねません。
だからこそ、じっくりしっかり理解し納得する必要があるので、その部分を少し話していこうと思います。
タスクは着手することを重視する
タスクシュートにおいて、タスクは着手することを重視します。
そのため、タスクがすべて完了するかどうかは問いません。
これがどういうことかと言うと、一日で終わらないボリュームのタスクは、とりあえず手を付けたが出来ていればOKと言う考え方です。
私ももともとの感覚では、タスクは手を付けたら完了させる。完了手出来なかったら先送りとなっていましたが、タスクシュートにおいては、一日プランしたタスクに手を付けることが出来たので先送り0となります。
例えば、歯ブラシをする、食事をとる、風呂に入るなどのタスクは着手すれば必ず完了できるタスクです。これらについては悩む必要はないと思います。
感覚的に問題になってくるのが、報告資料を作る、動画を作る、構想した小説を作る、新しい事業を立ち上げるなど、どう考えても一日では終わらないタスクです。
これらのタスクを分解してしまえばよいという言葉が聞こえてくるかもしれませんが、細かく分解しすぎると分解したタスク量が多すぎてげんなりし、やる気がなくなってくるかもしれませんし、分解したタスクを完了させることは、本来の目的である全体タスクを進めるとは限りません。
分解したタスクを片付ければ進むはず、と言われるかもしれません。
ですが、分解したタスクを一日単位では完了させずに並行的に進めても、最終的には目的とするタスクは完了できます。
その日その日の調子によって、一番進むタスクは違ってくることも多いです。
ならば、今日はこれを片付けるんだと一つのタスクに固執するより、やるべきことに手を付けた。ちょっと調子が上がらないからこの辺にしておいて次のことに手をつけようとするのも悪くはないと思いませんか?
着手は1分だけでも構わない
着手することを重視すると言いましたが、この着手は1分だけでも構わないのです。
1分では何もできないと言われるかもしれませんが、1分は意外と馬鹿にできない時間です。
手を動かさず、どうやろうかと考えている1分は結構な見通しが立てられますし、次へとつながることを色々と思いつきます。
1分だけでも考えておくことで、次にそのタスクに着手した時の進み具合が大きく変わってきます。何もない所から新しく作るより、ちょっとした青写真が存在した方が作りやすいからです。
もちろん、青写真が間違っていた、と進めた時に気付くかもしれませんが、それは1から作ったとしても同じこと。そうすると失敗するとわかったという知見が得られるわけです。
それに、1分だけやっておこうと考えて手を付けると、なんだかんだで数分から10分くらい時間がたっていることもあります。
1分だけと決めたら何が何でも1分で止めなくてはならないというわけでもありません。1分だけ進めるという考え方は、着手のハードルを下げる効果もあり、なにもしなかったという0を防ぐ考え方でもあります。
0は何も生まれませんが、1は確実に何かが生まれているのです。
ちょっと意識して着手メインにしてみよう
そこでぜひ、皆さんもちょっと意識を切り替えて着手メインの生活を送ってみましょう。
自分の心理的障壁を解除したり、自己肯定感を押し下げかねない「なにもできなかった」からの解放が与えてくれる生活は、とても自分を楽にさせてくれることでしょう。
タスクシュートは、そのために存在しています。
最後に
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